獣医師広報板ニュース

動物看護師掲示板過去発言No.7000-200612-11

動物看護士の役割他
投稿日 2006年10月24日(火)11時34分 投稿者 りんママ

あよさんへ 

たとえインターネットの掲示板であっても、顔が見えない方ましてや初対面の方にタイトルでいきなりの呼び捨てや感情的な発言はやめましょうよ。

一般社会においてもそうですが相手が見えない場合は、貴方より目上の人かもしれません。
人として最低限の礼儀・マナーや品位は必要でしょう。

インターネットの掲示板とはいえ、一対一ではありませんし、掲示板には書き込みをするだけなく多くの方が見ています。(この掲示板の9月のアクセス合計は約4000件)

あよさんは、動物看護士は動物病院には必要がないとお考えなのでしょうか?

日本獣医師会雑誌 [Vol.55 No.2(2002)]バックナンバーには、「これからの獣医療と動物看護士のあり方」という論説に、日々の診療業務における動物看護士と獣医師の負う責任についても見解がありますからご参考までに
社)日本獣医師会 http://nichiju.lin.go.jp/

動物看護士の仕事は、裏方の雑用仕事から手術の前立まで多岐に渡っています。
例えば、動物看護士の仕事は、薬物投与ばかりではありませんよね。

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動物管理士の役割について

動物病院における動物看護士の役割は、勤務する動物病院によって役割は異なります。
動物看護士の重要な役割は、動物を看護することです。

看護とは、動物が疾病から回復するために必要な全ての条件をできる限り整えて、動物の回復を助けること。
あるいは、
動物が健康を保つために必要な全ての条件をできる限り整えて、動物が健康を保てるように助けることです。

動物病院における動物看護士の役割は、おおよそ次のようにいうことができます。
1.動物の状態(症状)を獣医師に報告する。
2.獣医師の指示に従って、動物の看護を行う。
あるいは、指示がなくても許容された範囲内の看護を行う。

その為には、
1.動物の状態を的確に把握する能力を身につける。
2.把握した動物の状態を、性格に獣医師に報告するための手段を身につける。
3.様々な状況に対応出来る、看護技術を身につける。
ことが必要になります。

その他に、飼い主とのコミュニケーションも大切です。

ここまで、参考文献;コンパニオンアニマルの看護技術学[インターズー]

それに、誰しも最初からエキスパートにはなれません。
学校を出たからと直ぐに職場で第一線で働けると言う方は少ないです。最初は何でも裏方や地味で目立たない雑用からというのは何も動物看護士に限ったことでもないです。
仕事のスキルだけではなく人間としての経験や仕事の熟練も必要です。民間資格の場合、専門学校を卒業して認定資格をもっていることである程度その方のスキルを推測することはできます。しかし、学校を出ていなくても現場で修練を積んでいる方の場合には、その数段もレベルが高い方もいます。
態度や言葉使い一つとっても人に不快を与えるような方や与えられた仕事を事務的にこなしているだけの方は、接客業や介護業には不向きでしょう。
動物看護士という職種もこれから人間の看護士のように社会的に認められる公的資格になればよいですね。

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