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キッズ・オールライト      


2010年 アメリカ (THE KIDS ARE ALL RIGHT)
コメディー   

<監督>リサ・チョロデンコ
<キャスト>アネット・ベニング, ジュリアン・ムーア, ミア・ワシコウスカ, マーク・ラファロ, ジョシュ・ハッチャーソン

<ストーリー>
レズビアンのニック(アネット・ベニング)とジュールス(ジュリアン・ムーア)は、二人の子供を持つ、仲の良い4人家族だった。15歳の弟、レイザー(ジョシュ・ハッチャーソン)は、自分たちの生物学上の父親のことを調べるために、18歳の姉、ジョニ(ミア・ワシコウスカ)に、協力してもらい、父、ポール(マーク・ラファロ)と会う・・・。

<感想>
ちょっと変わった家族が主役の、物語です。
レズビアンの親と、二人の子ども。
ん?どういうこと??と思って見ていると、徐々に、4人の関係が分かってきます。

普通の家族とは、ちょっと違うけれど、彼らの間には、すでに18年以上の歳月が流れていて、
とても自然な家族の絆ができあがっていました。
それが、何ともナチュラルで、最初、この家族の関係に、戸惑った私も、自然と、受け入れられるようになりました。

でも、やっぱり私とは、違う世界。
レズビアンってどんな感じ??
・・・あぁ、そういうことなのね〜、みたいな(^^)。
当然のことながら、彼らにとっては、その関係は、とても自然なことなんですね。

そんな仲の良い4人家族に、突然、”父親”が、混ざってきます。
4人とも初対面の父親・・・なんか、これまた、不思議ですね〜(^^)。

父親の彼も、なかなかの好人物。
今まで、父親、もしくは夫のいない生活を送っていた彼女たちにとって、彼の存在は、とても新鮮で、頼もしく映ったことでしょう。
私としては、5人で、このまま、うまくいってくれたら・・・なんて、思っていたのですけど・・・。
家族がうまくいかなくなったとき、それをつなぎ止めるのは、それまでの家族の歴史や、信頼関係なんでしょうね。

監督、脚本は、リサ・チョロデンコ。
彼女自身、レズビアンなのだそうで、だからこそ、こんなに”こなれた”描き方が出来たんだろうなと思いました。

映画の中で、ワイン、それも赤、を飲むシーンが多く、普段白しか飲まない私も、思わず飲みたくなってしまいました。買ってこなくちゃ!(^^)。(2012,07,08)



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