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華麗なる恋の舞台で      


2004年 アメリカ コメディー   

<監督>イシュトヴァン・サボー
<キャスト>アネット・ベニング , ジェレミー・アイアンズ , マイケル・ガンボン , ブルース・グリーンウッド , トム・スターリッジ

<ストーリー>
1938年、ロンドン。人気舞台女優のジュリア・ランバート(アネット・ベニング)は、仕事も、私生活も順調だったが、何か満たされない思いがしていた。そんなある日、アメリカ青年トム(ショーン・エヴァンス)が彼女の前に現れる。一目で彼を気に入った彼女は、瞬く間に彼と恋に落ち、まるで少女のように夢中になるのだったが・・・。

<感想>
サマセット・モームの「劇場」という作品を元にして作られた映画だそうです。
前半は、ありがちな展開ですが、主演のアネット・ベニングの生き生きとしたメリハリのある演技に、ついつい惹き付けられて、のめり込んで見てしまいました。
アネット・ベニングは、この演技でゴールデングローブ賞を受賞し、アカデミー賞にもノミネートされました。

彼女は、ある時は、大女優。ある時は、少女のように。そして、ある時は、悪魔のようにこの役を演じました。
年齢的にも、役にぴったりで、近年では、一番綺麗で、輝いていたのではないでしょうか。
彼女の夫役のジェレミー・アイアンズのキャスティングもすばらしくて違和感なし。
彼女の女優としての育ての親であるジミー・ラングトンの亡霊が、彼女に寄り添って、アドバイスをするという設定も、物語を分かりやすく上で、効果的だったと思います。

こんなにすばらしい映画で、主演女優が、ゴールデン・グローブ賞も獲得した映画だというのに、公開された劇場は、ごくわずかでした。とっても残念ですね〜。大画面で見たかったです。
ラストの舞台は、鳥肌が立ちそうでした(^^)。

ちなみに、アネット・ベニングと競って、オスカーを手にしたのは、「ミリオンダラー・ベイビー」の、ヒラリー・スワンクでした。アネットにも、あげたかったですね〜〜(^^)。(2008,02,29)



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