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キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン      


2023年 アメリカ (KILLERS OF THE FLOWER MOON)
サスペンス・犯罪   

<監督>マーティン・スコセッシ
<キャスト>レオナルド・ディカプリオ, ロバート・デ・ニーロ , ジョン・リスゴー, ブレンダン・フレイザー

<ストーリー>
居住地を追われた先住民族が移住させられた土地には、その後、石油があることが分かり、彼らは巨大な富を持つようになった。オイルマネーに沸くその土地で、牧場を営む叔父(ロバート・デ・ニーロ)に呼ばれて、アーネスト(レオナルド・ディカプリオ)がやってきた・・・。

<感想>
マーティン・スコセッシ監督とレオナルド・ディカプリオ。そしてロバート・デ・ニーロという最強トリオで贈る実録犯罪超大作です。
原作は、デイヴィッド・グラン著の全米ベストセラーだそうです。

しかし、なんと上映時間206分と、3時間超え(汗)。
しかも、スコセッシちょっと苦手・・・(^_^;。
でも、ストーリーを読んでみると、なかなか面白そうだったので、途中寝てしまうかもと思いつつも、えいやっと、観に行ってきました。
ところがところが、あに図らんや、滅茶苦茶面白かったです。

ストーリーもわかりやすく、いわば単純。
でも、そこは、名優の二人が一癖も二癖もある演技で演じきっていて、見事というほかありませんでした。
これが実話ということなので、人間の恐ろしさをしみじみと思ってしまいます。

レオナルド・ディカプリオの役どころは、複雑怪奇。
どういう心理で、あのようなことをしてしまったのか。彼の二面性が恐ろしく、そしてまた哀れでもありました。
そんな役どころを見事に演じきったレオは、素晴らしいです。

最後の方には、ブレンダン・フレイザー。
そして最終盤には、マーティンまで!と、最後の最後まで楽しませてもらいました。

あぁ、面白かった!!(2023,10,21)



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