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危険なささやき      


1981年 フランス (POUR LA PEAU D'UN FLIC)
アクション・犯罪・ロマンス

<監督>アラン・ドロン
<キャスト> アラン・ドロン, アンヌ・パリロー

<ストーリー>
元刑事の私立探偵シュカス(アラン・ドロン)の元に、イザベル・ピゴと名乗る婦人が訪れ、行方不明の娘の捜索依頼をするが、婦人と時を同じくしてやってきた、顔見知りの刑事は、娘の捜索をするなと告げる。その後、シュカスの身辺には、不審な出来事が続くのだった・・・。

<感想>
アラン・ドロン、監督主演作です。
この作品は、彼の出演61作目で、また、監督デビュー作です。
この時、ドロン46歳。
老いの影も見えるけど、若い時よりも、渋みがまして、こんなドロンも素敵ですね〜(^^)。

ただ、映画は、なんだかとてもわかりにくい・・・(^^;。
一度見ただけでは、よく分からず、結局2回見てしまいました。
しかも、それでも、まだよく理解できないっていうんだから、私、暑さ惚けしたのかも(^^;。

なにしろ、登場人物が多くて、刑事や、元刑事だけでも、数人出てくるし、
しかも、みんな初めて見る俳優さんなので、区別が付きにくく、名前も、聞き慣れない(^^;。
それに、ストーリー自体が、込み入っていて、いろいろな場所やら関係者がどんどん出てきて、もう、大変!(^^;。
原作があるそうなので、それを読んだらすっきりするのかもしれないけど、もう、私は、いいや(^^)。

そんなこんなで、アラン・ドロンの監督としての手腕は、どうなのよ?!とも思うのですが、
彼の好きな映画の傾向、撮りたいと思う映画、自分が演じたい人物像などが分かって、ストーリーとは関係ないところで、面白かったです(^^)。
ただ、挿入曲が、映画の雰囲気と、マッチしてないで、浮いている感じがしました。
これが、フランス風なのかしら。

でも、アラン・ドロンは、やっぱりかっこいいし、 共演の若きアンヌ・パリローが、とてもキュート。
夫がいるのに、平然と、ドロンと、イチャイチャするし、
窮地の最中(さなか)にいても、意外とサバサバしていて、
ちょっとした”不思議ちゃん”って感じでしたねぇ。(2011,08,10)






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