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カラー・アウト・オブ・スペース 遭遇      


2019年 ポルトガル・アメリカ・マレーシア
ホラー・ミステリー・SF   

<監督>リチャード・スタンリー
<キャスト>ニコラス・ケイジ, ジョエリー・リチャードソン , クオリアンカ・キルヒャー

<ストーリー>
人里離れた一軒家で静かに暮らすガードナー一家だったが、ある日、突然庭に隕石が落下し、それ以降、一家の周りで不思議な現象が起こり始める・・・。

<感想>
こういうSFホラー久しぶりに見ました。
なんだか懐かしい雰囲気(^_^)。
それもそのはず、原作は、1927年に執筆されたH・P・ラヴクラフトの『宇宙からの色(異次元の色彩)』なのだそうです。およそ100年も前!
原作はどんな感じなのかと、wikiで調べてみると、映画よりも一層恐ろしい話になっているようです(^_^;。

全ては家のそばに落ちた隕石から始まります。
あんなに大きな隕石が落ちたのに、思ったほど大騒ぎをするわけでもないのは、やはり、国が大きいからなのでしょうか(^_^;。日本だったらきっともっと大騒ぎになるだろうし、調査班なんかも来るんじゃないかしら。
それにしても、何も悪いことをしていない一家があんな目に会うなんて、理不尽だし、かわいそう。
不運な人ってやっぱりいるんだなと思います。
ラストに、少しは救いがあるのかと思ったのですが・・・(T_T)。

この作品の特徴は、題名にもあるように、”カラー”
これがいったい何だったのかは、結局よく分かりませんでしたが、終盤は、結構グロテスクでした(^_^;。
こういう話は、現代の技術を駆使しても、映像化は難しく、本を読んで想像した方が怖さが増すのかもしれません。

主演は、ちょっとばかり懐かしさを感じるニコラス・ケイジ。
日本人との結婚とか、そんなスキャンダルしか最近は聞くことがなかったので、私にとって久しぶりの出演作でしたが、やはり彼は、俳優として魅力的ですね。(2021,05,04)



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