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サブウェイ123 激突      


2009年 アメリカ 犯罪・スリラー   

<監督>トニー・スコット
<キャスト>デンゼル・ワシントン , ジョン・トラヴォルタ , ジョン・タートゥーロ , ジェームズ・ガンドルフィーニ

<ストーリー>
2時00分。ニューヨーク地下鉄運行指令室でガーバー(デンゼル・ワシントン)は、ペラム駅1時23分発の列車が停止していることに気がつく。列車は、1両目だけを切り離して停車。運転士に無線連絡を促すと、応答してきたのは、ライダー(ジョン・トラヴォルタ)という男で、「1時間以内に身代金1000万ドルを用意しろ」と言うのだった・・・。

<感想>
1974年の「サブウェイ・パニック」のリメイクだそうです。
オリジナルは見てないのですが、
リメイク作品は、オリジナルを見ていると、がっかりしそうだし、かといってオリジナルを見ていないと損したような気分になるしで、なかなか見る踏ん切りが付かないですねぇ(^^)。

今回たまたま時間が合ったので、見てきました。
もちろん、デンゼル・ワシントンと、ジョン・トラヴォルタの共演というのも、楽しみなところです。

描かれるのは、乗っ取られた地下鉄と、地下鉄運行司令室。
ちょっと考えると、動きの少なそうな舞台設定で、どうなのかなぁと思ったのですが、これが、なかなか迫力満点で、面白かったです。

なんと言っても、主演の二人の演技合戦が、見事!
少々いっちゃってる気味のトラヴォルタと、いい人的な人なのに、何か裏がありそうなデンゼルの対決。
特に、いつものごとく、悪役を楽しげに演じるトラヴォルタが、いいんです(^^)。
ちょっとでも、自分の思う通りにならないと、残忍にも平気で人を殺してしまう所なんて、冷酷無情で、ゾゾッとしてしまいます。

1時間というタイムリミットがあるのも、とてもスリリングです。
普段、グダグダ過ごしていると、1時間なんて、あっという間に過ぎてしまうものですが、この映画の1時間のなんと充実していることでしょう。
終盤には、迫力満点のカーチェイス?!まで発生してしまうのですから、思わず、手に汗握ってしまいました。

ただ、ラスト、何でデンゼルが?!
ただの地下鉄職員なのに!?
と思ったのは、私だけでしょうか・・・(^^;。

大きな牛乳パックの話は、平和な日常のすばらしさを感じさせられて好きなのですが・・・(^^)。(2009,09,18)






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