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ザ・バンク 堕ちた巨像      


2009年 アメリカ・ドイツ・イギリス(THE INTERNATIONAL)
アクション・犯罪・ミステリー・スリラー   

<監督>トム・ティクヴァ
<キャスト>クライヴ・オーウェン , ナオミ・ワッツ , ベン・ウィショー , ウルリク・トムセン

<ストーリー>
巨大銀行IBBCの、不審な金の流れを追うインターポール捜査官、ルイ・サリンジャー(クライヴ・オーウェン)と、ニューヨーク検事局のエレノア・ホイットマン(ナオミ・ワッツ)は、ある人物と、接触した直後に、仲間の捜査官を殺されてしまう。そのことによって、疑惑を深めた彼らは、ベルリンからフランス、ミラノと、世界各国を回って、証拠集めをするのだが・・・。

<感想>
一瞬も気が抜けない映画でした。
ですので、一瞬気が抜けてしまった私は、もう一度見る羽目に・・・(^^;。

ですが、世界的メガバンクと、武器商人の絡んだストーリーは、登場人物も多く、込み入っていますが、
それだけにスリリングで、しっかり見ると、面白いです。

銀行と武器の間にあるものは・・・。
大企業に、こんな裏の顔があるとしたら・・・。
世界中の紛争なんて、なくなるわけがないですね。

登場人物は、皆、笑顔一つ見せません。
もちろん、みんな、命がけの話だから、当たり前ですけど・・・(^^;。
でも、一カ所だけ、エレベーターの中で、一瞬、和らぎましたっけ・・・(^^;。

サリンジャーと、エラの行う捜査は、なかなかリアリティがあって、面白かったです。

そして、派手なシーンもありました。

美術館の中での銃撃戦。
あんな場所で、あんなにたくさんの人間が?!
と、そこだけリアリティが感じられませんでしたが、
その代わり、そのシーンは、とても衝撃的で、印象的でした。

しっかり見ていないと、よく分からなくなってしまううえ、感想を書くまで時間がかかったので、
私は、さらにもう一度見るはめに・・・。
私の理解度って、どんだけ悪いのかと、自分でも、あきれ果てます・・・(^^;。

それにしても、クライヴ・オーウェンって、こういうシリアスな社会派映画が多いですよね〜〜。
彼のラブコメなんか、あり得ないのかな??(^^)。

そうそう、見所の一つは、サリンジャーがインターポール捜査官なので、世界各地の観光?が出来ることですね(^^)。(2009,07,19)



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