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ザ・センチネル 陰謀の星条旗      


2006年 アメリカ アクション・犯罪・スリラー   

<監督>クラーク・ジョンソン
<キャスト>マイケル・ダグラス , キーファー・サザーランド , キム・ベイシンガー , マーティン・ドノヴァン

<ストーリー>
シークレット・サービスのピート・ギャリソン(マイケル・ダグラス)は、ベテラン・エージェントとして、皆の信頼を集めていたが、彼には、ファーストレディと愛し合っているという重大な秘密があった。そんなある日、大統領案作計画が密かに進行しているとの情報が入る。そして、シークレット・サービス内の裏切り者として、ピートの名前が挙がる・・・。

<感想>
あらためて、大統領の警備とは、こんなに大変なんだなと驚きました。しかし、これも、当然のことなんでしょう。なにしろ、国内外から、もっとも命を狙われている人物だといっても、過言ではない人なのですから。
時たまニュースで見かける小学校の視察とか、どこそこへの訪問なんて、にこやかに映ってはいても、実は、その背後では、これだけの周到な準備と警戒がされているわけですね。こりゃ、大変だわ。
大統領の任期中、本人はもちろん、家族も、ずっとこんな日常を送っているなんて、人間として、本当に大変ですよね〜。
映画のストーリーよりも、この警備のすごさの方が、印象に残ってしまいました。

映画の方は、141年間の歴史の中で、裏切り者が現れなかったシークレットサービスに、初めて裏切り者が出て、大統領が狙われている!という話なのですが・・・。
こんな緊迫した警備の中で、ベテラン中のベテランが、こともあろうに、ファーストレディと不倫している!なんてところから、急にB級くさくなってしまいます。
ピートと教え子デヴィッドとの確執も、はっきりと描かれていないし、”裏切り者”の設定も少々安易か・・・。また、主演がマイケル・ダグラスってことからも、結末が予測されてしまうのも、面白さを削いでいます。

ただ、シークレットサービスとしての働きぶりは、マイケル・ダグラスも、そして、ジャック・バウアー・サザーランドもかっこよかったです(^^)。(2007,11,27)



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