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サイドウェイ      


2004年 アメリカ・ハンガリー コメディー・ロマンス   

<監督>アレクサンダー・ペイン
<キャスト>ポール・ジアマッティ , トーマス・ヘイデン・チャーチ , ヴァージニア・マドセン , サンドラ・オー 

<ストーリー>
中学教師マイルス(ポール・ジアマッティ)は、もうすぐ結婚する俳優で親友のジャック(トーマス・ヘイデン・チャーチ)と共に、ジャックの独身最後の旅に出る。ワイン好きなマイルスは、カリフォルニアのワイナリーツアーと、ゴルフ三昧の旅を計画していたが、ワインに興味のないジャックは、旅先での女性とのアバンチュールを楽しみにしていた・・・。

<感想>
2004年のアカデミー賞に5部門でノミネートされていたので、アカデミー賞前後に、予告編だけは、いやというほど見ていましたが、やっと本編を見ることが出来ました。

まあ、なんと飲んべいな人たちでしょう〜〜〜!!(^^)。
ワイナリーツアーの話なので、まあ、飲むのは当然なんですけれど、この人達は、夜も飲み、昼も飲み、運転しながらも飲むんですから、日本じゃ考えられませんねーーー。
でも、きっとワイン好きな人には、ヨダレが出るほどうらやましい旅の話なのでしょう〜(^^)。
私は、舌がおばかなので、味の違いは、おいしい、おいしくないぐらいしか、分からないのですが、ワインの色々な蘊蓄を垂れてみたい気もします。
でも、彼らのように、舌が肥えてしまったら、まずい安物のワインなんて飲めなくなって、酒代が大変そうーーー(^^;。

主演のポール・ジアマッティは、ネガティブ思考で、運のない男、だけど、とっても友達思いのマイルスを好演。こういう役どころは、彼のはまり役ですね〜。ラスト、元奥さんと再会するところは、ちゃんと大人の対応が出来て、偉かったです(^^)。
マヤ役のヴァージニア・マドセンは、知らない女優さんかと思いましたが、あの「キャンディマン」の主役女優さんでした。今回の役は、真面目で、相手の話をよく聞く事の出来る優しい女性の役で、好感が持てました。

全体としては、もっと退屈な映画かなと思っていたにもかかわらず、結構面白かったので楽しめました。ちょっとした旅でも、やっぱり色々なことがあるんですよね〜。彼らの場合、色々ありすぎでしたが・・・(^^)。
私は、マイルスとジャックの女性を見る目が、ちょっと嫌だなぁとも思いました。
結婚前に、のびのびと女性と楽しむつもりのジャックは論外としても、マイルスも、離婚した元妻のことをウジウジ思ったり、ポルノ雑誌を買ったり、ちょっとねぇーーー(^^;。中年男性だから、しょうがないのかなーーー。
女性をバカにするなよーーとか、もっとロマンティックになれないのかな〜〜とか、思ってしまいました。まあ、そこが男の可愛いところ♪と、達観すればいいんでしょうけどねーーー。(2006,05,22)



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