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知りすぎていた男      


1956年 アメリカ アドベンチャー・ミステリー・スリラー

<監督>アルフレッド・ヒッチコック
<キャスト>ジェームズ・スチュワート , ドリス・デイ

<ストーリー>
アメリカ人医師ベン(ジェームズ・スチュワート)は、パリの学会に出席した後、妻ジョー(ドリス・デイ)と、7歳になる一人息子ハンクを連れてモロッコのマラケシュに向かっていた。バスでフランス人、ルイ(ダニエル・ジェラン)と知り合い、食事の約束をするが、ジョーは、ルイの不自然な態度に不信感を保つ。翌日、市場で再びルイと出会ったが、彼は変装していて、しかも、瀕死の重傷を負い、ベンに何事かを言い残して息絶えるのだった・・・。

<感想>
ヒッチコックが自作の「暗殺者の家」をリメイクしたものです。オリジナルは見ていませんが、自分でリメイクするほどの映画ですから、かなりの自信作なんでしょうね。

ドリス・デイの映画は初めて見ましたが、スタイルもいいし、歌も上手いです。劇中で歌われる「ケ・セラ・セラ」は、よく知っている歌ですが、この映画の歌だったんですね〜。「〜なるようになるわ〜」というポジティブな曲で、私も大好きですが、この曲が、後半、大きな役割を映画の中で果たしていました。

私なりに、つっこみどころが多い映画なのですが、それでも、さすがにヒッチコック映画です、意外な局面が何カ所かあって、面白く見ることが出来ました。
ハラハラさせながらも、そこはかとなくユーモラスなシーンもあります。そのシーンをになっているのが、ジェームズ・スチュワート。私は、この人のしゃべり方がちょっと苦手なのですが、そんなこと、途中で、気にならなくなるほど、面白かったです。(2006,10,22)



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