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最高のともだち      


2004年 アメリカ  コメディー   

<監督>デヴィッド・ドゥカヴニー
<キャスト>アントン・イェルチン , ティア・レオーニ , デヴィッド・ドゥカヴニー , ロビン・ウィリアムズ , フランク・ランジェラ

<ストーリー>
父親を亡くしたトムは、母と二人暮らし。母は、父の死からまだ立ち直れず、薬に頼る生活だった。そんな生活の中で、トムの楽しみは、学校の校務員、パパスとの交流だった。パパスは、大人だが、心は、子供のまま。二人は、肉屋のアルバイトをして、少しずつお金を貯めていた・・・。

<感想>
日本未公開のハートウォーミングな映画です。

感想を書こうとして初めて、監督・脚本が、デヴィッド・ドゥカヴニーであることに気がつきました。
この映画は、彼の子供の頃の思い出を投影したものだそうです。

主人公は、13歳の少年。
彼の周りには、不幸なこともあれば、楽しいこともあり、心配なこともあれば、勇気づけてくれる人もいる・・・。
その一つひとつのエピソードが、深く心に残ります。

最悪の事態をどう乗り切ったのか・・・。
その辺りは、心が痛むのですが、
彼にとって、それしか方法はなかったのでしょう。
いつの時代でも、大人は、もっと細やかな気の配り方が必要ですね・・・。

キャストがとても印象的で、いいです。
子供の心を持った校務員に、ロビン・ウィリアムズ。
彼には、ぴったりの役ですよね〜。

そして、精神的に不安定な母親は、ティア・レオーニ。
ドゥカヴニーの奥さんですが、彼女の演技もいいです。

主演の少年役のアントン・イェルチンも、この年頃の男の子を好演。
彼を力づけてくれる女囚役のエリカ・バドゥも、インパクトありました。

ドゥカヴニーも、最初と最後にちょっとだけ出てきますが、
彼の現在の姿も、もうちょっと詳しく知りたかったですねぇ。(2010,02,18)



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