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すべての美しい馬      


2000年 アメリカ ウエスタン

<監督>ビリー・ボブ・ソーントン
<キャスト>マット・デイモン , ヘンリー・トーマス , ペネロペ・クルス , ロバート・パトリック , サム・シェパード , ルーカス・ブラック, ルーベン・ブラデス, ブルース・ダーン

<ストーリー>
1949年、テキサス州。父が死んで、牧場を手放さなければならなくなったジョン(マット・デイモン)は、長年の夢だったカウボーイを諦められず、友人のレイシー(ヘンリー・トーマス)と共に、広大な牧場を求めてメキシコへと渡るが・・・。

<感想>
題名通り、美しい馬たちを堪能できる映画です。
私は、乗馬もしませんし、競馬もしないのですが、映画に出てくる馬は、大好き。馬を上手に乗りこなす俳優さんも大好きです(^^)。
今までで一番好きな乗馬シーンは、「レジェンド・オブ・フォール/果てしなき想い」のブラッド・ピット。あれは、素敵でした〜〜(^^)。

この映画に出てくる馬は、趣味としての馬ではなく、生活に直結した”相棒”であり、財産である馬。
馬泥棒には、厳罰が処せられ、そのために、メキシコ国境付近で、道連れとなった少年に、彼らは、警戒心を持ったのでした。つかみ所のない少年でしたが、いいヤツそうだったのに、彼の運命は過酷でしたねぇ。

この時代に、夢を持って、それに向かって突き進んでいった一人の青年の物語です。
ストーリーには、友情やロマンス、刑務所での荒っぽい洗礼など、見所もたくさんありました。
いい思い出も、辛い経験も積み、そして、人生を重ねていくという感じが、とても良かったです。
広い荒野や、山道、そして川を渡る馬と人の風景もよかったですね〜〜。
ちょっと説明不足だなぁと感じたのは、ジョンの友だちのレイシー。重要な登場人物なのに、非常に影が薄かったですねぇ(^^;。

監督は、ビリー・ボブ・ソーントン。彼も、きっとこういう、馬との生活にあこがれがあるんでしょうね。

意外と評価は、低いようですが、私は好きな映画です(^^)。(2007,05,09)



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