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ゾンビーノ      


2006年 カナダ コメディー・ホラー・SF   

<監督>アンドリュー・カリー
<キャスト>キャリー=アン・モス , ビリー・コノリー , ティム・ブレイク・ネルソン

<ストーリー>
放射能の影響で、ゾンビが大量発生し、危機を迎えた地球だったが、ゾムコン社が開発したゾンビが従順になる首輪によって、再び平和を取り戻していた。その首輪によって、ゾンビたちは、今や人間のペットとして、多くの家で飼われているのだった。そして、少年ティミー(クサン・レイ)の家でも、ゾンビを飼うことになるのだが・・・。

<感想>
ゾンビ好きの私は、ずいぶん前からこの映画を見るのを楽しみにしていました。私にとって、ゾンビとは、”怖い!”のではなく、”かわいい〜〜”対象なので、この映画のような世界は、ウェルカムなのでしたが・・・。

映画の世界は、近未来でも、現代でもなく、なぜかクラシカル。ここいらで、ちょっと違和感が・・・。これは、かのジョージ・A・ロメロがゾンビを最初に生み出した時代と同じ設定なのかも知れません。
ペットとなったゾンビは、相変わらず、動きものろく、おばかさんなので、とてもユーモラスなのですが、メイクが、リアルで、気持ち悪いーーー(^^;。
やっぱり、明るい日の光の下で見るもんじゃありませんねぇ。

ストーリーは、ゾンビと、内気な少年との心のふれあいが描かれていて、ほのぼの路線なのですが、ゾンビならではの残虐性と、不気味さもあって、ビミョーーな感じの映画に仕上がっていました。
中でも考えさせられたのは、こんな世界では、お年寄りの存在が恐れられていたこと。お年寄りはいつ死ぬか分からない・・・ということは、いつゾンビになるか分からないということですからね(^^;。

ちょっと私の想像とは、違うできあがりの映画で、少々退屈してしまった私は、こんなに楽しみにしていた映画だったのに、なんと、途中で、寝てしまったのでした。ということで、映画の結末が分からないという、とっても不本意な映画鑑賞となってしまいました。残念ーーー(TT)。

キャストは意外と、知っているスターが出ていたりしてました。ティミー家の主婦をキャリー=アン・モス、ティミー家で飼われるゾンビ、ファイドをビリー・コノリーが演じています(^^)。(2007,10.31)



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