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冷たい熱帯魚      


2010年 日本
   

<監督>園子温
<キャスト> 吹越満 , でんでん

<ストーリー>
熱帯魚店の店主・社本(吹越満)は、万引で捕まった娘(梶原ひかり)を引き取りに行った時に助けてもらった男・村田(でんでん)が、同じ熱帯魚の店をしていると知り、娘を預けることにする・・・。

<感想>
園子温監督作品ということで、公開当時話題になりました。
しかも、描かれているのは、“埼玉愛犬家殺人事件”を元にしたストーリーなので、話も描写もとんでもなくエグかったです(^_^;。
でも、実際の事件の方が、さらにエグいことがあったとか?!
そんなことも、映画を見た後に知ったことです(^_^;。

主人公の社本が、村田にまんまと仲間に引きずり込まれるところは、ちょっと軟弱過ぎて、あり得ないかなと感じましたが、それほど村田のカリスマ性が強かったと言うことか、それとも娘を人質に取られている弱みがあったからということでしょうか。

その後の”事後処理”のシーンは、日頃韓国映画を”血みどろゲロゲロ”が多い!と嘆いていた?私でも、それを超えてる!と、絶句させたのでした。
あれだけの作業は、もう体力勝負だわね(^_^;。

エグさを中和するためか、それとも、増幅させるためなのか、エロいシーンも出てきます。
こんな胸を強調した服を着る女性って、あんまりいないよなぁなんて、最初に思いましたが、そういうことでしたか(^▽^)。

ちなみに、社本の妻役の神楽坂恵さんと監督は、この後結婚されたそうです。(2019,06,04)



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