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図書館戦争 THE LAST MISSION     


2015年 日本
アクション・ロマンス・コメディー   

<監督>佐藤信介
<原作>有川浩 「図書館戦争
<キャスト>岡田准一 , 榮倉奈々 , 田中圭 , 西田尚美 , 相島一之 , 栗山千明 , 松坂桃李 , 福士蒼汰

<ストーリー>
メディア良化法により、本の規制がますます厳しくなっていく中、自由の象徴である『図書館法規要覧』が展示されることになり、タスクフォースの堂上(岡田准一)や、笠原(榮倉奈々)は、その警備に付くが・・・。

<感想>
ということで(参照)(*^o^*)、公開に先駆けてTVで放送されたドラマ「図書館戦争 BOOK OF MEMORIES」も見、準備万端で初日に見に行きました。

題名が”THE LAST MISSION”ということで、多くの時間をメディア良化隊との戦闘や、手塚のお兄さんの計略話に当てられています。
手塚のお兄さんの策略は、深く静かに侵攻して、図書館や図書館員にダメージを与え、
また、良化隊との戦闘は、熾烈を極め、もう大変。
そんな大変な中にも、堂上と、郁との、初々しい恋バナがあって、いつもながら、ハラハラどきどきの中の、ホッと出来て、クスッと笑える緩衝材になっていて、楽しく見ることが出来ました。

今回は、長い長い戦闘シーンがあり、しかも、圧倒的に図書館側が不利なので、見ているのが苦しかったです。
そして、その苦しさの中で改めて思ったのは、この戦いの奇妙さでした。
平穏な生活の中で、図書館にだけある緊迫感。
そして、戦争=殺し合い。
相変わらず無関心な一般市民。
そんな奇妙さを含めて原作は好きだったのですが、やっぱり実写にしてしまうと、戦いが壮絶なだけになんだか違和感を感じてしまうのでした。

しかし、その、死に直面した中での淡い恋バナだからこその盛り上がりは、二人が初々しいだけに面白くて、楽しくて、より一層盛り上がるのでしょう(*^o^*)。
上映中も、二人のシーンになると、盛り上がってましたし、ラストあたりは、みんな泣いていました。
もちろん私も(^_^;。

THE LAST MISSIONということは、これで最後なのでしょうか。
キャストが、はまっているだけに、惜しい気がしますが・・・。(2015,10,10)



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