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奈落のマイホーム      


2021年 韓国 (SINKHOLE)
パニック・サスペンス・コメディー   

<監督>キム・ジフン
<キャスト>チャ・スンウォン, キム・ソンギュン, イ・グァンス, コ・チャンソク

<ストーリー>
やっと手に入れたマイホームに、喜ぶドンウォン(チャ・スンウォン)一家。会社の部下たちを呼んで新居祝いをしているときに、大きな地響きが起き、気がつくと、そこは、奈落の底だった・・・?!

<感想>
最初は、スベりまくりで面白くないコメディーで始まり、次は驚くようなパニック映画になり、最後は感動的なシーンが待っているという、なかなかエンターテインメントな作品でした。

邦題と冒頭の話から、よくある、苦労して手に入れたマイホームが欠陥住宅だった!という話で終わるのかと思っていたら、大間違いなのでした。 そんなバカな!なんてこった!などと思いながら楽しめました(^▽^)。

韓国題名のSINKHOLEが、テーマになっています。 SINKHOLEとは、「地下水による浸食、あるいは何らかの化学的な変化によって、地下にある岩石または空間が崩壊し、地表にまで到達する大きな穴が開く。」(Weblio 辞書より)のだそうです。
日本でも、たまに、道路に大きな陥没が起こり、車が転落する事故がありますが、それの大規模なものが、この映画で起こります。
こんなことになるなんて、元が欠陥住宅だったからなのか、でも、地盤がこんなことでは、いくら立派な建物を建ててもだめですよねーー。
東京のように、地下をボコボコに掘り返しているところなど、本当に大丈夫なのかと心配になります。

出演俳優は、飛び抜けて有名な人はいなくて、イケメンもいません(^_^;。
だから最初は退屈?!ですが、見ているうちに、どんどん面白くなりました。

こんな映画を見てしまったら、これから新居を購入しようとしている人は、恐怖でしょうねーーー(T_T)。(2023,11,27)



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