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ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ      


2007年 日本 青春・ロマンス・アクション   

<監督>北村拓司
<キャスト>市原隼人 , 関めぐみ , 佐藤佐吉 , 三浦春馬 , 板尾創路

<ストーリー>
やる気ゼロの高校生、山本陽介(市原隼人)は、ある日、公園にたたずむ美少女、絵理(関めぐみ)を見つけ、声を掛けるが、その時突然、チェーンソーを持った不気味な男が現れ、絵理と闘い始める。絵理も、超人的な力を発揮して、チェーンソー男と互角に勝負するが、陽介がいたために逃げられてしまう。あり得ない展開に腰を抜かす陽介だったが、その日以降、彼は、絵理を守ろうと決意するのだった・・・。

<感想>
想像していた以上に面白かったです(^^)。
ストーリーも、”チェーンソー男”が出てくるので、ホラーか?!と思ったのですが、青春映画なのでした。

あり得ない設定の、コメディー色たっぷりな映画ですが、その中には、悲しみや、ほろ苦さもあり、終盤では、ウルウル。
高校生の頃って、アホみたいに見えても、みんなそれぞれの悩みとか、苦しさとかを持って、一生懸命生きてるのよね〜〜。

主演の市原隼人君と他の人との絡み具合が絶妙で、いちいち笑えます。彼、こういう役をやらせると、ホント、いいですね〜〜。
彼との掛け合いで、いい味出しているのが浅利陽介君。今まで、”気弱な優等生”のイメージだったのですが、この映画の彼は、全く違っていて、とってもひょうきんで、笑えました。
チェーンソー男と戦うのは絵理役の関めぐみ。ワイヤーアクションも自然にこなし、かっこよかったです。

アクションシーンの映像は、CGで作られているところも多いようですが、自然で、なかなかの迫力でした。
面白くて、そして悲しくて、とても気に入ったので、満点を付けようかと思ったのですが、彼らの行動・・・高校生なのに、飲酒喫煙、万引き、無銭飲食・・・はまあ、許す(^^;としても、バイクの暴走は、とても危険で、決して真似して欲しくないので、1点引きました(^^)。

ホラーだと思って、敬遠している人は、怖くないので、チャレンジしてみてください(^^)。(2009,03,24)



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