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バンク・ジョブ      


2008年 イギリス 犯罪・スリラー   

<監督>ロジャー・ドナルドソン
<キャスト>ジェイソン・ステイサム , サフロン・バロウズ

<ストーリー>
1971年、ロンドン。中古車店を経営するテリー・レザー(ジェイソン・ステイサム)は、資金繰りに行き詰まっていた。そんな時、昔なじみのマルティーヌ(サフロン・バロウズ)から、ある儲け話を持ちかけられる。それは、銀行の貸金庫破りだった。テリーは、仲間を集めて、銀行破りの計画を立て始めるが、実は、その話には、ウラがあった・・・。

<感想>
主演は、ジェイソン・ステイサム。
彼主演の映画にしては、地味な題名だなぁと思ってたら、1971年に実際にイギリスで起こった事件を描いた映画だそうです。

ということで、実話映画なので、出だしは、とっても地味。
ジェイソンの役も、妻子持ちの地味な中古車販売所のオヤジ。
借金取りに嫌がらせされても、いつもの彼のように、暴れたりしません(^^)。

ジェイソン=アクションのイメージなので、途中までは、フラストレーション、溜まりました〜(^^)。

でも、中盤からは、銀行破りがはじまり、面白くなります。
そして、終盤、貸金庫に絡んだ人たちの思惑が入り乱れて、相当ややこしいことになりつつ、盛り上がってきます。

あの状況で、冷静に判断し、誰に何を渡して、何を要求し、誰を助けるかを見極めた彼は偉い!!(^^)。

実話なので、全てが丸く収まったわけではないのですが、見終わったときは、割と、後味良かったです。

それにしても、主演は、ジェイソンじゃない方が良かったかも。
どうせアクションがないのだから、ロバート・カーライルとか、スティーヴン・ドーフあたりでも良かったかな〜、なんてね。
最後にちょっとしたアクションがあって、ちょっとだけスカッとしましたが、
アクションのない彼を見るよりも、落ち着いて、ストーリーを楽しみたかった様な気がします。
ま、ジェイソン好きだから、いいけど〜(^^)。(2010,01,20)



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