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ブラック・レイン      


1989年 アメリカ アクション・犯罪・スリラー

<監督>リドリー・スコット
<キャスト>マイケル・ダグラス , 高倉健 , アンディ・ガルシア , 松田優作 , ケイト・キャプショー , 國村隼

<ストーリー>
日本のヤクザの殺人現場に遭遇した刑事のニック(マイケル・ダグラス)とチャーリー(アンディ・ガルシア)は、逮捕されたその犯人・佐藤(松田優作)を日本に護送することになる。しかし、大阪空港で、まんまと逃げられてしまうのだが、日本での捜査権限がなく、松本刑事の監視下で、捜査の進展を見守るのだった・・・。

<感想>
松田優作の遺作として有名なこの作品、当時のハリウッドと日本の映画界の格差が気になって、ずっと食指が動かない作品でした。
でも、松田優作没後20年ということで、思いきって見てみました。

”松田優作”の映画としてしか知らなかったのですが、結構これって、すごいキャストなんですね〜〜(^^)。
マイケル・ダグラスが出演しているのは、さすがに知っていましたが、日本側も、ハリウッド側も、そうそうたるメンバーじゃないですか!びっくりしました。

しかも、舞台になるのは、ほとんど日本。しかも大阪!!(^^)。
グリコのネオンがまぶしいです(^^)。

でも、当時は、日本の映画撮影に対する配慮がほとんど無かったらしく、映画の撮影には、苦労したらしいですね。
最後の方は、これはどこ?アレはナニ??みたいな感じの場面も多くなってきてました(^^;。

さて、映画の方ですが、思った以上に良かったです。
松田優作も、私が勝手に懸念していた、ちょい役の悪役ではなく、彼自身が、映画を引っ張っているようなパワーを感じました。

マイケルや、アンディが、日本の文化に触れてちょっとしたカルチャーショックを受けたり、その中に溶け込もうとしていたりしたところも、なかなかユーモラスでもあり、楽しく見ることが出来ました。
また、彼らが、日本のキャストと同じぐらいの背の高さだったことも、違和感を感じずにすんで良かったかも。

いろんな意味で、ハラハラしながら見た映画ですが、思っていた以上に楽しめました(^^)。(2009,11,23)



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