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ブラック・ウォーター      


2007年 オーストラリア(BLACK WATER)
アドベンチャー・ホラー・スリラー   

<監督>アンドリュー・トラウキ , デヴィッド・ネルリッヒ
<キャスト>ダイアナ・グレン , メイヴ・ダーモディ

<ストーリー>
オーストラリア、夏。バカンス旅行に出かけたグレース夫婦(ダイアナ・グレン、アンディ・ロドレーダ)と、妹のリー(メイヴ・ダーモディ)は、リバーフィッシングツアーに出発する。マングローブの林の奥深くにボートを止めて、釣りを始めたとたん、ボートが転覆。そして、姿を現したのは、巨大なクロコダイルだった・・・。

<感想>
あの、サメのいる海に置いてけぼりを食らった「オープン・ウォーター」のような、実話パニック映画です。

こういう映画を、実話と知りながら見るのは、我ながら、ホントに趣味の悪い人間だと思うのですが、
これを教訓にして、これから安全確実に生きていこうと、思うのであります(^^)。

さて、映画ですが、冒頭に、3人が立ち寄るワニ園で、ワニの生態を見せられるのが、なんともいえず、イタいです。
あのエサの立場に、自分たちがなろうとは・・・(^^;。

不安定なボート、ワニがいるからと、ピストルを携帯するツアーガイド。
すべてが、彼らの行く末の恐ろしさを象徴しています。

どこまでが実話で、どこからが誇張なのかは分かりませんが、
この話も、「オープン・ウォーター」同様、相当悲惨でした。

すぐそこにボートがあるのに、
でも絶対もう水の中には入りたくない!
しかし、このままでは、助けが来ない・・・!!

当事者になった気持ちで、見ていました。

でも、ワニって、おなかがいっぱいになったら、お昼寝タイムじゃないの??

生物パニック映画ですが、
主人公?のワニが姿を現すのは、思ったより少なく、
たまに出てくると、なにやら威厳を感じてしまうほど。

あとは、被害者たちが、ひたすら木の上で、恐怖と戦います。

「オープン・ウォーター」とは違いますが、実話なので、やはり後味はよくありません。
見るときは、気をつけてください。(2010,07,13)



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