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フェイク シティ ある男のルール      


2008年 アメリカ(STREET KINGS)
サスペンス・犯罪   

<監督>デヴィッド・エアー
<キャスト> キアヌ・リーヴス , フォレスト・ウィッテカー , ヒュー・ローリー , クリス・エヴァンス , ナオミ・ハリス , ジョン・コーベット

<ストーリー>
ロサンジェルス市警の刑事トム・ラドロー(キアヌ・リーヴス)は、いつものように、むちゃくちゃな単独捜査によって、見事に、少女誘拐犯を逮捕した。彼の強引なやり方は、問題視されがちだったが、その都度、彼の上司であるジャック・ワンダー(フォレスト・ウィッテカー)がかばい、公になることはなかった。そんな時、彼のかつての相棒、ワシントン(テリー・クルーズ)が、銃撃されて死亡する・・・。

<感想>
キアヌ主演で、楽しみにしていたのに、録画に失敗したりで、なかなか見ることの出来なかった映画です。今回、やっと見ることができました(^^)。

そんな感じで、思い入れが強かった分、ちょっとがっかりしたかな〜(^^)。

冒頭は、いったいキアヌは、何者??という感じのハードボイルドで始まるのですが、
それが、あまりにも、極端すぎていて、リアリティがなさ過ぎでした(^^)。
そのクサさをクリアできれば、映画の中にも入り込めたのかもしれないのですが・・・。

でも、それ以降も、ちょっとあり得ない設定で、
こんなにあり得ないなら、真相は、こうくるに決まってる!みたいな感じで、筋書きが見えてしまいました。

また、その筋書きが、私が思っていた以上に、なんとも、やりきれない真相で、
こんな風に、人はみんな、自分の保身のためだけに仕事をしているわけ??という、むなしさを感じてしまいました。

キャストも、キアヌは、かっこいいんだけど、見ているうちに、だんだん、荒っぽいだけで、頭空っぽに思えてしまいました(^^;。
フォレスト・ウィッテカーも、警察の上役には、とうてい見えず、この二人は、ミスキャストかも。

でも、一人だけ異彩を放っている人がいました。
それは、内部調査部のジェームズ・ビッグス役のヒュー・ローリー。
渋くて、クサくて、一昔前の映画で活躍しそうな感じで、目立ってました(^^)。
クリス・エヴァンスも、キアヌに振り回される善良な刑事役で、よかったな(^^)。

期待しないで見るのなら、それなりに楽しめるかも(^^)。(2010,07,05)



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