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フィアレス      


1993年 アメリカ 

<監督>ピーター・ウィアー
<キャスト>ジェフ・ブリッジス , イザベラ・ロッセリーニ , トム・ハルス , ジョン・タートゥーロ , ベニチオ・デル・トロ

<ストーリー>
飛行機事故にあったものの、奇跡的に生き残ったマックス(ジェフ・ブリッジス)は、それまでと全く違う感覚を持つようになる。それは、恐怖心がなくなってしまったこと。そんな彼に戸惑う家族。その後、彼は、同じ飛行機に乗っていて事故にあったカーラ(ロージー・ペレス)と親しくなる。カーラは、事故で子供を失って、深く傷ついていた・・・。

<感想>
どういう映画なのか知らずに見始めたので、最初は、この映画がどの方向に進んでゆくのか全く分からず、大いに戸惑ってしまいました。
いったいこれは、SF?オカルト??超常現象???・・・みたいな感じ(^^;。
でも、見終わると、人間の摩訶不思議さに深く考えさせられ、そして、心の再生と愛に、感動しました。

究極の恐怖を味わってしまうと、精神的に相当な負担がかかるのは、分かってはいましたが、この映画のマックスのような、症状もあるんですね〜。
いわゆる、躁状態のようなものなんでしょうか。
最初のうちは、元気でよかったじゃん!みたいに思っていたのですが・・・。

彼とは対照的だったのがカーラ。
彼女の悲しみと悩みが分かって、かわいそうでした。
人には、どうしても、自分の力が及ばない事ってあるんでしょうね。
でも、それが人を傷つける・・・。

事故のシーンは衝撃的で、カーラに対するマックスの行動にも驚かされました。
ラストにもびっくり。。
精神状態が、肉体をも操作してしまう・・・こんな事あるんですねーーー。

ジェフ・ブリッジスが、怪演してます。
人間離れしていて、前半は、宇宙人?!とか思ってしまいましたよ〜〜(^^)。

妻役のイザベラ・ロッセリーニが、とっても綺麗(^^)。
ベニチオ・デル・トロも出ていました。濃いですねやっぱり彼は(^^)。(2009,11,27)



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