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フライド・グリーン・トマト      


1991年 アメリカ (FRIED GREEN TOMATOES)
   

<監督>ジョン・アヴネット
<キャスト>メアリー・スチュアート・マスターソン , メアリー=ルイーズ・パーカー , キャシー・ベイツ , ジェシカ・タンディ , クリス・オドネル

<ストーリー>
日常に不満を持つ主婦エヴリン(キャシー・ベイツ)は、ある日、親戚の見舞いに行った病院で、ニニー(ジェシカ・タンディ)という老婆に会い、彼女の昔話を聞いているうちに、その話に影響を受けて、彼女自身も変化してゆく・・・。

<感想>
大好きな映画を久しぶりに再見したのですが、10年以上ぶりだったので、忘れていたことも多く、とっても新鮮に楽しめました(^▽^)。

まず、あのキャシー・ベイツの、かわいらしい奥さんぶりにびっくり(^▽^)。
この頃の典型的なアメリカの主婦像なんでしょうかねぇ。
人がよくて、いつもニコニコ。
ちょっと食べ過ぎてしまうのは、日常生活の不満とストレスからでしょうか。

そんな彼女が、病院で出会った老婆の話を聞くうちに、自分自身の中にも、変化が現れてくる・・・という話です。

老婆役は、私の大好きなジェシカ・タンディ。
人当たりはいいけれど、きりっとした筋が一本通っている、しっかりしたお年寄りです。

そして、昔話に登場するのが、男勝りの女性イジーと、不幸な結婚をしてしまうルース。
イジーを演じたメアリー・スチュアート・マスターソンが、当たり役で、まるでイジーそのもの、元気いっぱいです(^▽^)・
終盤には、驚くような話が出てきて、ニニーおばあさんが、事実をちょっと大げさにした作り話っていう感じなんでしょうか??

4人の女性それぞれが、個性的で、生き生きしていて、とてもいいです。
特に、キャシー・ベイツには、大爆笑。
現代と、過去の話を交互に入れて、彼女の変化をくっきりと現す構成は、見事です。
あれには、旦那さんも、オタオタしちゃうわね〜。

やっぱり、この映画大好きです。
初めて見たときは、トマトのフライを思わず作ったのですが、日本のトマトでは、あんなにカリッとは、うまく出来ないんですよ。だけど、また食べたくなっちゃいました。

今回は、事件の顛末に、少々退いてしまったので、ちょっとマイナスにしました(^_^;。(2013,10,14)



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