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フランシスコの2人の息子      


2005年 ブラジル    

<監督>ブレノ・シウヴェイラ
<キャスト>アンジェロ・アントニオ , ジラ・パエス , リマ・ドゥアルチ

<ストーリー>
ブラジル。ゴイアス州ピレノポリス郡シチオ・ノーヴォ村。小作農のフランシスコ(アンジェロ・アントニオ)は、妻のエレーナ(ジラ・パエス)と7人の子供たちとともに、貧乏だが、楽しく暮らしていた。フランシスコは、大の音楽好きで、息子達に、楽器を買い与えるが、そのために、土地代を払えなくなってしまう・・・。

<感想>
題名だけしか知らずに見始めたのですが、なかなかいいお話でした。
これは、実話だそうです。でも、それを知らずに見た方が、いったいどうなるのだろうというハラハラ感も味わえて、いいかもしれません(とか言いながら書いちゃったけど・・・(^^;)。

フランシスコは、愛情溢れるいい男。妻を愛し、子供も愛し、なんと7人も!(ってことは、橋下徹大阪府知事と、同じだわね)
そして、子供達に、自分のような小作農で苦労するよりはと、楽器を与え、音楽で生活できる道筋を作ります。
そのために、いいこともあれば、悪いこともありました。苦労したこと、泣いたこと、うれしかったこと・・・。

特に、前半の、子供達が小さい頃が、結構ユーモラスなところもあって、面白かったです。楽器があっても、今のように、音楽を習うなんて事、簡単にできない彼ら。いったいどうなるんだろう??と思いました(^^)。でも、子供の才能と吸収力って、すごいですね〜。実話でなかったら、あまりにもいい加減だ!と、怒り出すところです(^^)。

全編、ブラジルの音楽が流れて、その明るさと、力強さに酔いしれました。
子役ちゃんも、歌が、上手で、しかも可愛い〜〜(^^)。
2005年アカデミー賞外国語映画賞ブラジル代表に選ばれ、ブラジルでは、9週連続1位と大ヒットした作品です。(2008,04,11)



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