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ファニー・ガール      


1968年 アメリカ (FUNNY GIRL)
伝記・コメディー

<監督>ウィリアム・ワイラー
<キャスト>バーブラ・ストライサンド , オマー・シャリフ

<ストーリー>
1920年代。舞台のスターにあこがれるファニー(バーブラ・ストライサンド)は、新人ながら、自分の思ったとおりのことをやり抜いて、観客の拍手喝采を浴びる。その後、舞台の人気者になった彼女は、かつてからあこがれていたニック(オマー・シャリフ)に再会して、船の上で結婚するのだが・・・。

<感想>
1920年代に、ジークフェルドのショウの大看板だったファニー・ブライスという女優の、伝記ミュージカルだそうです。
全く知らない人だけど、実力でスターの座を勝ち取ったファニー・プライスと、この映画を主演した、バーブラ・ストライサンドとが、完全にオーバーラップして見えました。

スターにあこがれる、ファニーが、押しの強さと、意志の強さ、そして、運の強さによって、ぐんぐんのし上がってゆくのを見るのは、気持ちがいいです。
やっぱりスターになる人は、「何か持っている」わけですね(^^)。
性格的にも、強くて、へこたれない彼女。
うらやましいです。

ミュージカルですが、舞台以外での歌は、案外控えめなので、あまり”ミュージカル”を意識しないで、普通に見ることが出来ました。
バーブラの歌は、すばらしいです。
あまり彼女が歌うので、相手役のオマー・シャリフが歌うシーンは、ごくわずか。
彼女のための映画なので、まあ、いいですけど。

とはいえ、私は、バーブラ・ストライサンドがちょっと苦手・・・というか、あの顔がとっても苦手で、どっちかというと、嫌いな女優さんの一人なので、そこがネックでしたーーー(^^;。
それなら見なけりゃいいのにね。
でも、こんな私でも、満足できたので、やっぱり、すばらしい映画なのでしょう。
バーブラが苦手じゃない人にお勧めです。(2011,04,23)



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