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ホリデイ      


2006年 アメリカ コメディー・ロマンス   

<監督>ナンシー・マイヤーズ
<キャスト>キャメロン・ディアス , ケイト・ウィンスレット , ジュード・ロウ , ジャック・ブラック , エドワード・バーンズ , ルーファス・シーウェル , シャニン・ソサモン , ジョン・クラシンスキー

<ストーリー>
ロンドンの新聞社に勤めるアイリス(ケイト・ウィンスレット)は、あこがれの人に二股をかけられた上、目の前で婚約発表を見せつけられ、悲嘆に暮れる。そんな時、インターネットで、家を丸ごと交換するホーム・エクスチェンジで、気に入った家を見つけ、コンタクトしてみる。一方、恋人と別れたロスのアマンダ(キャメロン・ディアス)も、アイリスの家を休暇先に選ぶのだった。

<感想>
家を丸ごと取り替えるホーム・エクスチェンジというのは、この映画で初めて知りました。こんな事がネットで、実際に行われているんですね〜。まあ、びっくり!!
でも、キャメロン・ディアスが、来日したときに言っていたように、私も、これをしようとは全く思いません。第一、取り替えるような大きな家ではないし(^^)。
それに、他人のベッドで寝るのは、どうも・・・(^^;。
これは、欧米のリッチな暮らしをしている人の話なんでしょうねぇ。

そんなわけで、この映画は、設定からして、もう、おとぎ話めいています。
アマンダの住んでいるような豪邸と、アイリスの家のように、メルヘンティックな家。それに、それぞれ、恋人まで付いていますって?!(^^)。
しかも、アイリスの元恋人の有り得ないような女たらしぶり(^^;。あんな男の何処がいいの?!?!もう、信じられませんーーー。
ラストも、見え見えのハッピーエンドなのですが、この、超・長距離恋愛の結末は、どうなるのか、どうにもならないのではないか、などと、お節介な心配までしてしまいました。

そんなこんなで、ちっとも現実味のない映画で、なんだか白けてしまったのですが、そこをフォローしているのは、なんといっても、この豪華なキャストです。キャメロン・ディアス、ジュード・ロウ、ケイト・ウィンスレット、そして、何故かジャック・ブラック(^^)。この4人のオーラは、すばらしくて、実に華がありました。
キャメロンと、ジュードのカップルは、ちょっと驚かされる仕掛けもありましたが、まあ、まあ、こんなものでしょう。
それよりも、ケイト・ウィンスレットの方が、いいお話になっていましたねぇ〜。第一、ケイトが、こんな軽めのラブコメに出るなんて、珍しいですよね。私は、彼女が好きなので、それが意外だったし、その分、楽しめました。
年老いた映画界のかつての大物、アーサーとの関わりも、ほのぼのしていて良かったと思います。

そして、色々な映画の話題が出るのも楽しく、カメオ出演の”彼”にも、楽しませて貰いました。
キャメロンが予告編を作る映画も、リンジー・ローハンとジェームズ・フランコだし、豪華ですよね〜〜(^^)。あんな映画、本当にあったら、見てみたいな〜〜(^^)。

というわけで、デートムービーとしては、映画の後の会話も弾みそうだし、良いのではないでしょうか〜(^^)。(2007,03,26)



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