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ホースメン      


2008年 カナダ・アメリカ(HORSEMEN)
犯罪・ミステリー・スリラー   

<監督>ジョナス・アカーランド
<キャスト>デニス・クエイド , チャン・ツィイー , ルー・テイラー・プッチ , パトリック・フュジット , ピーター・ストーメア , エリック・バルフォー

<ストーリー>
刑事のエイダン・ブレスリン(デニス・クエイド)は、数年前に妻を病気で失い、それ以来、二人の息子を一人で育てているが、仕事が忙しくて、子供たちとの溝は、広がるばかりだった。そんなある日、凄惨な殺人事件が起こり、彼はその捜査に向かう・・・。

<感想>
”ホースメン”とは、新約聖書の黙示録に記される4人の騎士のことで、
彼らになぞらえた形で、連続殺人事件が起こります。

このように、なかなか凝った設定なのですが、途中で、真相が見えてしまい、起こった事件の割に、あっけなさを感じました。

とはいえ、発生する殺人事件は、凄惨で、恐ろしい・・・(T_T)。
特に、○ッ○につり下げられる・・・というのは、「テキサス・チェーンソー」以来、私のもっとも苦手とする状態なので、見ているのが非常に辛かったです(T_T)。
まあ、今回のは、一カ所でなかったのが、まだよかったのか、それともさらに状況としては悪いのか・・・???(^^;
どちらにしても、こんなえげつない映像が苦手な方は、見ない方がいいですよ、ホント。

このような凄惨な殺人事件が連続して起こり、
その被害者家族の一人を、チャン・ツィイーが演じています。

彼女の小悪魔的なかわいらしさが生きる役柄で、彼女には、似合っていましたが、
まあ、それだけでしょうか。
たいした役回りではなかったのが、残念。

どこまでも、病んだ世界が広がり、救いのない映画でした。

デニス・クエイドの息子役で、「サムサッカー」のルー・テイラー・プッチ君が出てましたが、今回は、彼の美形が生かされていて、なかなかのイケメンぶりでした(^^)。 (2010,08,05)



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