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ペーパーボーイ 真夏の引力      


2012年 アメリカ (THE PAPERBOY)
スリラー   

<監督>リー・ダニエルズ
<キャスト>ザック・エフロン , ニコール・キッドマン , マシュー・マコノヒー , ジョン・キューザック , スコット・グレン

<ストーリー>
1969年、フロリダ。真夏のある日、新聞社に勤めるウォード(マシュー・マコノヒー)が、4年前、地元で起こった殺人事件を調べるために帰ってきた。大学を中退して、新聞配達をしていた弟ジャック(ザック・エフロン)が彼の助手を務めることになる・・・。

<感想>
豪華配役で、しかも、その役柄は、一癖も二癖もある役ばかり。
フロリダの暑さが絡みついてくるような映画でした。

ある殺人事件で服役中の死刑囚が、実は、えん罪ではないかと疑うジャーナリストが、その事件を再調査する話です。
その話を持ってきたのが、謎の美女。
彼女は、囚人たちと文通して、その中の一人の死刑囚と、会ってもいないのに婚約するという変わり者。
彼らは、調べを進める内に、やはり彼はえん罪だと結論づけるのだが・・・。

登場人物一人一人が、それぞれに何かを抱え込んでいて、意味ありげで、且つ暑苦しく、中盤はちょっと退屈。
その分、ラストは盛り上がりました。こわ〜〜い(T_T)。

キャストは熱演です。
びっくりしたのは、はすっぱな年増女?を演じた妖艶なニコール・キッドマン。
オスカー女優にして、この役をやるとは・・・。
彼女は、正統派美人のモナコ王妃を演じたり、こんな役を演じてみたりと、色々な役に挑戦してくれるので、いつも楽しみなのですが、この役の彼女には、びっくりしました。
女優魂って事でしょうかねぇーーー(^_^;。

そして、もう一人の怪演は、ジョン・キューザック。
こんな彼、見たことなくて驚きました。
登場したとたんに、彼の存在自体を不愉快に感じてしまったほどです。
こういう役は、役者冥利に尽きるのかもしれません。

主演は、ザック・エフロン。
パンツ一丁姿が多くて、目の保養が出来ます(*^o^*)。
妖艶な美女が居る真夏のフロリダで、今にも欲情で発狂しそうな様子でしたが、出演者の中では、彼が一番まともな役柄なのでした。(2015,08,09)



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