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ペリリュー 楽園のゲルニカ      


2025年 日本
アニメ・戦争   

<監督>久慈悟郎
<キャスト> 板垣李光人, 中村倫也

<ストーリー>
太平洋戦争末期の南の島、ペリリュー島で、田丸は、亡くなった仲間たちの勇姿を、残された遺族に届けるための”功績係”を任じられる。そして、戦いは、さらに激しくなっていく・・・。

<感想>
時間が空いたので、この作品、アニメ?戦争映画??と思いつつも、評判がいいので、見てきました。
そういえば、声優をした板垣李光人と中村倫也が宣伝してましたっけ。

太平洋戦争末期、ペリリュー島という、初めて聞く名前の南の島で、多くの日本人が戦い、そして国に見捨てられながらも必死に生きようとする様子が描かれていました。
終戦間近で、補給路を断たれた悲惨な状況で、”鬼畜米英”に、銃で撃たれたり、火炎放射器で焼かれたりという、過酷なシーンもあるのですが、リアル感の薄い、三頭身のアニメの登場人物たちのおかげで、目をそらすことなく見ることが出来たような気がします。
その中でも、ちゃんと彼らの悔しさや痛み、悲しみも伝わってきました。

生還したのは、送られた兵士一万人の中のたったの34人ですが、それでも、よく生き延びてくれたと思います。ありがとう。(2025,12,13)






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