モンキー・ビジネス　　　　　 １９５２年　アメリカ　（MONKEY BUSINESS） コメディー　　　 ＜監督＞ハワード・ホークス ＜キャスト＞ ケイリー・グラント , ジンジャー・ロジャース , マリリン・モンロー ＜ストーリー＞ 全人類が待ち望む若返りのクスリの完成を目指す製薬会社の研究員、バーナビー（ケイリー・グラント）だか、あと一歩のところから前に進まない。そんなある日、飼育していた猿が逃げ出した・・・。 ＜感想＞ １９５２年製作、日本未公開のコメディー作品です。 マリリン・モンローの水着姿がDVDのジャケットになっているのもありますが、彼女が主演というわけではありません。 実は、ほんの脇役なのですが、ちゃんと存在感を感じさせるのは、さすがです。 映画の見所は、ケイリー・グラントとジンジャー・ロジャースの若返りの演技です。 ５２歳と４１歳の彼らが、中高生のようなやんちゃぶりを体を張って演じています。 大丈夫かいな？！と、思わず思ってしまうシーンもあって、ちょっとハラハラさせられました(^_^;。 その他にも、ケイリーが研究に没頭しすぎて失敗するところとか、そんな彼を明るく支えるジンジャーの演技も、楽しいです。 そして、忘れちゃならないのは、お猿さんの演技！！これは、素晴らしいです(^▽^)。 ちょっとドキドキしながら見ていましたが、完璧な演技で圧倒されました。 同時に赤ちゃんの演技も、相当なもの。 動物と赤ん坊を使ったこの映画の製作は、きっとなかなか大変だったでしょうが、見事に成功しています。 古い映画ですが、たまには、こんなコメディーを見て、ケラケラ笑うのもいいですね。(2017,09,02)