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めぐり逢い      


1957年 アメリカ (AN AFFAIR TO REMEMBER)
ロマンス

<監督>レオ・マッケリー
<キャスト> ケイリー・グラント, デボラ・カー

<ストーリー>
プレイボーイのニッキー(ケイリー・グラント)が船上で出会ったのはひとり旅をするテリー(デボラ・カー)。ふたりとも、向かう先の港には、恋人がいるのだが、意気投合したふたりは、いつしか恋に落ちてしまう。一年後に、再会の約束をしたふたりだったが、あるアクシデントがテリーを襲う・・・。

<感想>
55年も前の映画ですが、”古典的すれちがいメロ・ドラマの秀作”ということで、見てみました。
主演は、ケイリー・グラントと、デボラ・カー。
二人とも、私でも、名前を知っている大スターです。

世界的に有名なプレイボーイ、ニッキー・・・でも、大金持ちの女性との結婚が決まっている・・・と、フィアンセのいるテリーとの運命の出会い。
二人とも、一目で、何かを感じていたのでしょうけれど、それだけではなく、その後の二人の大人の会話が、楽しくて、ついつい引き込まれてしまいます。
押しの一手のニッキーと、それに負けずに言い返すテリー。
テリー役のデボラ・カーが、美しいだけではなくて、知的で、さっぱりとした性格を表現していて、とてもいいです。

ストーリーを全く知らなかったので、後半、どうなっちゃうのかと、ハラハラしてしまいました。
そして、ラストの二人の会話。
見ている方は、事情が分かっているだけに、歯がゆくて・・・。
でも、・・・最後には、涙です(T_T)。

登場人物は、みんないい人で、主人公二人をあり得ないほど?!温かく見守ってくれているのにも、救われます。
ニッキーのおばあちゃんとのエピソードも、ほのぼのしていて良かったし、二人が乗った船の乗客たちも、面白かったわ〜(^^)。(2012,01,29)



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