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マイアミ・バイス      


2006年 アメリカ アクション・犯罪・スリラー   

<監督>マイケル・マン
<キャスト>コリン・ファレル , ジェイミー・フォックス , コン・リー , ナオミ・ハリス , ジャスティン・セロー , ジョン・ホークス , エディ・マーサン, キアラン・ハインズ

<ストーリー>
マイアミ警察の特捜課(バイス)で働く刑事、ソニー(コリン・ファレル)とリコ(ジェイミー・フォックス)は潜入捜査官として危険な任務に就いていた。そんなある日、FBIなどが行なっていた合同捜査の極秘情報が漏洩しているのが分かり、ソニーとリコが新たに送り込まれることになった。二人は、ドラッグ・ディーラーになりすまして、接触を開始する・・・。

<感想>
80年代の同名人気TVシリーズを、当時、製作総指揮を務めていたマイケル・マンが監督したクライム・サスペンスということですが、私はTVシリーズは、見ていなかったので、全く思い入れなく、映画を見ました。

最初からやたらにスタイリッシュで、見ているこちらが、なにやら気恥ずかしくなってしまいました。おまけに、話がややこしくて、ストーリーに入り込んでドキドキするということもありません。
その上、主演の二人が、余り好きではないので、なおさら白々と見てしまいました。

イザベラ役のコン・リーは、好きな女優さんですが、この役、彼女にあまり合っていませんでしたねーー。やっぱりこの人は、堪え忍ぶ系の役の方が、いいような気がしますが・・・。
というより、この女性の存在意義が全く見えてこなかったです。あの組織の相当重要な地位を占めていたはずなのに、ソニーと、本当に愛し合ってしまうって言うのも、あまりにも安易な気がしました。せめてラストは、もっと冷酷な結末の方がよかったのでは・・・。

ということで、思った通りあまり面白くなかったのですが、ラストの銃撃戦だけは、迫力があってよかったです。本物の銃撃戦を見ているように臨場感がありました。この映画の見所は、ここだけでしょう(^^)。銃撃戦が好きな人は、これだけでも、見る甲斐はあると思います。

アメリカでは、評判も、興収も、今ひとつのようだったので、続編が作られないことを祈ります(^^)。(2007,09,30)



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