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真夜中のゆりかご      


2014年 デンマーク (EN CHANCE TIL)
スリラー   

<監督>スサンネ・ビア
<キャスト> ニコライ・コスター=ワルドー , ウルリク・トムセン , ニコライ・リー・コス , トマス・ボー・ラーセン

<ストーリー>
正義感の強い刑事アンドレアス(ニコライ・コスター=ワルドー)は、妻と生まれたばかりの子供と3人で幸せな日常を送っていた。ある日、現場に踏み込んだ彼は、虐待された乳児を目撃して、憤怒の念に駆られる。そんなある日、彼に悲劇が降りかかる・・・。

<感想>
デンマークの映画と言えば、この監督ですね!
女性らしい細やかな心情が描かれる、良質な作品が数多くあります。

でも、この作品は、私には、なかなか受け入れがたかったです。
子煩悩なアンドレアスのあの行動・・・あれは、どう良心的に見ても、肯定することが出来ませんでした。
もしかしたら、日本とデンマークとでは、子供に対する考え方が違うのかしら??と、思ったほどです。

そんな感情を持ちつつ、見続けていたわけですが、
終盤、突きつけられた事実に、再度愕然としました。
なんと、悲しく、辛い話でしょうか。
でも、現実に、このように苦しんでいる女性も、少なからずいるのかもしれません。
周りが気にかけてあげなければならないのでしょうが、本人は隠そうとするのだろうし・・・難しいことです(T_T)。

ストーリーの前半部分は、違和感を感じてしまいましたが、全体を通して見ると、スサンネ・ビア監督らしい、繊細な心遣いを感じられる作品となっていて、辛いストーリーながら、ラストシーンに救われました。(2017,08,20)

(ネタバレしないように書いたので、映画を見ていない方には、この感想、ナゾですね、きっと(^_^;。)



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