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ユリョン      


1999年 韓国
アクション・サスペンス   

<監督>ミン・ビョンチョン
<キャスト> チェ・ミンス , チョン・ウソン , ソル・ギョング

<ストーリー>
潜水艦内で上官を殺害したイ・チャンソク(チョン・ウソン)は、死刑に処せられるのだが、気がついた時は、ベッドの上だった。そして、秘密任務を遂行するために、原子力潜水艦”ユリョン”に乗って日本海へと出航する・・・。

<感想>
韓国の潜水艦映画です。
古い映画(1999年)なので、ぼんやり見ていたら、主演がなんと、チョン・ウソンではないですか!!
この後、彼は、あの「MUSA -武士-」に出演するんですね。かっちょいい!!(^▽^)。

ストーリーは、なかなか複雑で、結局2回見てしまいましたが、
韓国の置かれた立場と、民族感情がよく分かる映画でした。

簡単にストーリーを要約すると、日米の圧力に屈した韓国政府と艦長が、書類上幽霊となった乗組員とともに、自爆するために日本海へと向かうが、そのことを察知した副艦長が、クーデターを起こして、日本攻撃を企てる・・・という話です。

セリフに”日本軍”というのがあったり、あまりにも物騒な話だったりするので、いつの時代が舞台になっているのか、混乱してしまいました(^_^;。
また、今の時点で見ると、北の将軍様の言動と、よく似ていて、うそ寒い気がします・・・。

とはいえ、潜水艦映画としては、緊張感がありました。
アンテナをあんな風に使う攻撃って、本当にあるのでしょうか・・・??
また、沈みゆく日本の潜水艦の様子を聞きながら、我が身に置き換えるような沈痛さも、リアルに感じられました。

チョン・ウソンは、ラブストーリーよりも、こういう、戦う男!が、よく似合っていて、素敵です(^▽^)。(2017,08,07)



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