シネマチェックトップページ50音別indexラ行index


ラスト・ブラッド      


2008年 香港・フランス アクション・ホラー   

<監督>クリス・ナオン
<キャスト>チョン・ジヒョン , アリソン・ミラー , 小雪 , JJ・フィールド

<ストーリー>
戦国時代の日本。大量に流された血によって、力を得たのは“オニ”たちだった。その時以来、400年以上にわたって人とオニの戦いが続いていた。そして、オニの前に現われたのは、日本刀を武器にする少女、サヤ(チョン・ジヒョン)だった。彼女は、オニのボス”オニゲン”(小雪)を倒すために、アメリカ空軍関東基地内の高校に潜入する・・・。

<感想>
チョン・ジヒョンファンと見に行ってきました。アニメが原作のホラーアクション映画です。
セーラー服のチョン・ジヒョンと、”オニゲン”小雪の対決の予告編が、ネットで結構流れていて、期待が高まりました(^^)。

ところが!原作のアニメが未見のせいなのか、疑問が多く残るストーリー&映画でした。原作が元々こういうものなのかもしれませんが、”オニ”がいわゆる鬼ではなくて、ヴァンパイアだったり、なんで米軍基地なの?だったり、サヤがアリスに固執する意味が分からなかったりと、物語の設定自体に、違和感を感じてしまいました。

そして、予告編でたくさん流れていたアクションシーン。今までアクションをしたことのないチョン・ジヒョンが、必死になってアクションの練習をこなしているメイキングを見て、期待してました!
でも、出来上がった映像は、最近よくある細切れ&スローモーション。長回しで見せられるようなアクションが出来なかったのかもしれませんが、これにはがっかり。
CG映像も、チープで、悲しいほどでした(TT)。

そして、ラスボス”オニゲン”小雪。美しくほほえみながら相手を倒す妖艶さは見事で、惚れ惚れしてしまいました。でも、あまりにも、弱すぎる(^^;。最後に出てきて、あれだけでは、物足りません!!大して強くないじゃない、って感じですよ。

公開後の評判がイマイチだったので、そんなにがっかりはしなかったですが、やっぱりこの程度か〜、っていう思いは、強かったです。(2009,06,06)



シネマチェックトップへ