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１３／ザメッティ  |
２００５年 フランス・グルジア 犯罪・スリラー 
＜監督＞ゲラ・バブルアニ
＜キャスト＞ギオルギ・バブルアニ , パスカル・ボンガール , ゲラ・バブルアニ
＜ストーリー＞
グルジア移民の22歳の青年セバスチャン（ギオルギ・バブルアニ）は、ある日、仕事先の家で、儲け話を盗み聞きする。雇い主が急死したため、セバスチャンは、彼になりすまして、電車のチケットを手に入れ、パリへと向かう。その後、いくつかの確認作業を通過して、彼が連れて行かれたのは、森の中の一軒家だった。そこでは、驚くべき、集団ロシアン・ルーレットというゲームが彼を待ち受けていた・・・。
＜感想＞
集団でロシアン・ルーレットをして、誰が生き残るか、金を掛けて楽しむ？という、凄惨な話です。
人間の命をかけたゲームをするというのは「１０億分の１の男」でもありましたが、こちらは、さらに陰鬱で、救いがありません。
画面も白黒なので、ますます暗い・・・(^^;。でも、これをカラーで見たいとも思いませんが(^^;。
主人公のセバスチャンは、どんなことをして、お金を稼げるのか知らないで、連れて行かれるわけで、そんな怖い事、よくするなぁと思いました。移民で、生活が苦しいので、一攫千金を夢見たのか、それとも、家族のためになら犠牲になってもいいという覚悟を持っていたのでしょうか。
それにしても、こんな一瞬で結果が分かってしまうようなゲームのいったいどこが面白いのやら。あの緊張の一瞬が、楽しいという、そんな趣味の人たちの集まりなのでしょうかねぇ(^^;。
こんな怖いゲームの話なのに、映画は、最後まで比較的淡々と進んでゆきます。ちょっと淡々としすぎて、何回か繰り返されるゲームに、もう少し味付けが欲しかったし、このストーリーだと、誰が生き残るのかが見え見えなのも、残念でした。
主演は、監督の弟でもあるギオルギ・バブルアニ 。監督本人も出演しているらしいです。
ハリウッドリメイクも決定していて、同じ監督がメガホンを取るそうです。ハリウッドで作ると、どんな感じになるのでしょうか。でも、もう見たくない・・・という気もするのですが・・・(^^;。(2008,06,23)
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