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28週後...      


2007年 イギリス・スペイン ホラー・SF・スリラー   

<監督>フアン・カルロス・フレスナディージョ
<キャスト>ロバート・カーライル , ハロルド・ペリノー , キャサリン・マコーマック , ローズ・バーン , ジェレミー・レナー , イドリス・エルバ , イモージェン・プーツ

<ストーリー>
感染すると凶暴になって人を襲うレイジウィルスによって、壊滅的被害を負ったイギリスでは、5週間後に最後の感染者が死亡して、11週間後に、アメリカ軍がイギリスに上陸。そして、18週後にウィルスの根絶宣言が出され、24週後に、都市の再構築が始まった。28週後、スペインに旅行中だった子供たち(イモージェン・プーツ、マッキントッシュ・マグルトン)がイギリスに帰国し、父親のドン(ロバート・カーライル)と再会したが、母親(キャサリン・マコーマック)は、ウィルスに感染して、すでに死亡していた・・・。

<感想>
一言で言うと、速くて、激しいゾンビ映画です。細かいことをいうと、一度死んで生き返るわけではないので、ゾンビ映画ではないらしいのですが、感染者に噛みつかれると、変身して、人を襲うところは、まさにゾンビですね〜。
しかも、このウィルスは、感染力が強くて、即効性?!があるので、噛まれると、すぐさまゾンビに変化してしまい、そして、動きも速いのが特徴的。いくらゾンビ好きでも、こんな人たちに追いかけられたくないですーーー(^^;。

しかし彼らも、襲う人がいなくなると、飢餓から死に至るわけで、ウィルスの発生国が、島国であるイギリスだったことが幸いしました。感染者が死に絶えたことを確認して、アメリカ軍が投入され、厳重な警備の下、国の再建が始まります。こういう時のアメリカ軍は、とても頼りになりそうですね〜(^^)。
ただ、セキュリティの小さな綻(ほころ)びから、またまた大変なことに・・・。

主演は、久々のロバート・カーライル。・・・と思っていたら彼も、早々に変身してしまって驚きました・・・(^^;。
そして、感染者たちが、怒りの発作から、頭から血がほとばしるほど激しくガラスに体当たりする姿は、本当に怖かったです(TT)。
また、カオスに陥った街に対して軍が取った行動は・・・。これも恐怖でした。生き延びようとするヒロインたちを襲う二重の恐怖。このあたりの映像の迫力がすごくて、力を込めて見入ってしまいましたーーー(^^;。
臨場感のある手持ちカメラのおかげか、それとも、やはり、血と肉片のてんこ盛り映像のせいか、、すこ〜し、気分が悪くなりましたが、最後まで面白く見れました。
やっぱり次は、28ヶ月後になるのでしょうかねぇ・・・。(2008,01,30)



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