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「ぶっかけめしの午後」   
椎名誠   02.11.25




ひるめしのような人生だ。
さくさく
    わしわし
      ずんずん
        すすむ。
(帯より)


私の大好きな椎名誠大先生のエッセー集です。
彼の本を読んだ後は、豪快な気分になるから大好きです。
ほんとに、ご飯をガシガシ食べたりしたくなるし、健康的ですね(単純とも言う・・・(^^;)。
特に、外国旅行の話は、好きですねぇ〜
行ったことのないところの風景や人々や食べ物の話は、居ながらにして旅行してるみたいで楽しいです。

インドと、日本の全く違う表の顔を書いた「インド人の見た日本快怪記」、病気の話も彼にかかったらこんなに面白い「わしらは怪しいプリン隊」、旅先での不思議な体験「夜中の鯉」、スコットランド旅行記「キルトの国のウイスキー」などなど・・・。

また、彼の本がいいところは、挿絵の沢野ひとしさんの絵によるところも大です。それぞれタイトルの下と、エッセーの途中に、あるのですが、意味不明ながら、ぷっと吹き出すような作画と、コメントが楽しいです。
だから、電車の中で読むには、要注意。一人で、にやりとして、「変な人」状態になってしまいます。それと、電車の乗り過ごしにも気を付けましょう。私だけか・・・(^^;。