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「アダマースの饗宴」
牧村一人


殺人を犯し、八年の刑期を終えて出所した元風俗嬢の笙子。静かに暮らすつもりが、かつての恋人が起こした銃撃事件との関わりを疑われ、複数の組織から身柄を狙われることに―かかる火の粉を笙子は振り払うことができるのか?第16回松本清張賞受賞。 (「BOOK」データベースより)



第16回松本清張賞受賞ということで期待したのですが・・・。

ちょうどこれを読んでいるとき、身辺がバタバタしていたので、
そのせいで、面白く感じられなかったのかと思ったのですが・・・そうでもないらしいです(^^)。

私が読みながら感じたのは、動きの少ない話だなぁと言うこと。
ドンパチアクションや、痛そうな描写は多いけれど、みんな机上で終わっているような、そんな印象です。

難しい話が多かったのも、ちょっとしんどかったです。
知的な人には、いいのかもしれませんが・・・。

でも、お遊びに付き合わされたたくさんの人たちって・・・(^^;。
ちょっと悲しいですねぇ・・・。

これは、文章で読むよりも、映像化した方が分かりやすいかもしれません。
登場人物が多いので、途中混乱してしまいましたから。

私が苦手なハードボイルド。でも、好きな人は、面白いのかな〜〜?

本の内容と、表紙の絵が合っていませんでした(^^;。 (2009,09,10)