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「県庁おもてなし課」
有川浩

地方には、光がある―物語が元気にする、町、人、恋。とある県庁に突如生まれた新部署“おもてなし課”。観光立県を目指すべく、若手職員の掛水は、振興企画の一環として、地元出身の人気作家に観光特使就任を打診するが…。「バカか、あんたらは」。いきなり浴びせかけられる言葉に掛水は思い悩む―いったい何がダメなんだ!?掛水とおもてなし課の、地方活性化にかける苦しくも輝かしい日々が始まった。 (「BOOK」データベースより)

有川さんの作品は、楽に読めて、わりと好きなので、全作制覇しようかな〜と思っています(^^)。
そんなわけで、この作品も、読みました。

でも、なんだか、最初から、全く興味が持てなくて、読み進むことがなかなか出来ません(^^;。

その理由としては、
私には、まったく興味のなかった高知県の話だった。
方言で書かれていて、読みにくかった。
出てくる男女の関係が、いつものパターンだった。
そして、私も、お役所相手に苦労している(^^;から。
です(^^;。

もう完読するのを諦めようとした中盤から、ちょっとづつ面白くなってきて、何とか読み終えました。

理由としては、
(坂本龍馬を思い出しながら読んだので)方言に慣れてきた。
高知に興味が出てきた。
あともうちょっとで完読できそうになってきたから。
でしょうか(^^)。

高知県の”おもてなし課”は、本当に実在するそうで、
この本の元になった話も、実話だそうです。
お役所も、変革の時がやっと来たんですかね(^^)。

”観光”には、何が必要なのかが、分かりやすく書かれているので、日本各地の行政、特に観光課の方には、お薦めでございます。 (2012,06,13)