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秘密機関
アガサ・クリスティ



戦争も終わり平和が戻ったロンドンで再会した幼なじみのトミーとタペンス。ふたりはヤング・アドベンチャラーズなる会社を設立し探偵業を始めるが、怪しげな依頼をきっかけに英国を揺るがす極秘文書争奪戦に巻き込まれてしまう。冒険また冒険の展開にふたりの運命は?名コンビ誕生の記念碑的作品を最新訳で贈る



アガサ・クリスティの第二作目となる作品です。一作目は、「スタイルズ荘の怪事件」。

幼なじみの若い男女トミーとタペンスが活躍する冒険探偵物語です。
軽い読み口で、今なら、ライトノベルのジャンルかもしれません。

何しろ若いので、二人ともフットワークが軽い軽い!(笑)
その上、向こう見ずで、危険を顧みない行動力で、読んでいるうちにこっちがハラハラしてしまいます。
そんな彼らが扱うことになった事件は、英国の存亡がかかるような大事件だったので、いつ殺されてもおかしくない状況なのです。

ストーリーも二転三転。最後の最後まで何が起こるか分からないので、最後のページを読み終わるまでドキドキしてしまいました。

この作品は、好評だったようで、後にシリーズ化したそうです。
その上、映画や、ドラマ化もされたそうです。



実は、しばらく家にあったクリスティ作品を読んでいました。
やっぱり、彼女の作品は面白いですね〜。
というわけで、これからアガサ・クリスティ全作品制覇をしようと思っています(^_^)。

家で読んだ作品
スタイルズ荘の怪事件
アクロイド殺人事件
七つの時計殺人事件
なぜエヴァンスに頼まなかったのか?
死との約束
ホロー荘の殺人
葬儀を終えて
(2021,02,27)