獣医師広報板ニュース

意見交換掲示板過去発言No.0000-200303-108

ペット飼育の効用
投稿日 2003年3月12日(水)03時41分 Big 1

動物病院を開業しているくらいですから、自宅でも犬や猫だらけなのですが
妻の妊娠−出産−育児と、とくにトラブルはありませんでした。

また、アメリカ、ヨーロッパなどで相次いで子供が乳児期からペット飼育して
いる家庭での子供のアレルギー疾患の発生率についての報告がされています。
それによると子供が乳児期から犬や猫を飼っていた家庭でのアレルギー疾患発
生率は低い傾向が認められたそうです。アメリカの報告はさらに踏み込んでい
て、犬や猫を2匹以上飼っていた家庭では、飼っていなかった家庭に比べてア
レルギー発生率が有意に低かったそうです。

発表したマーシャル・プロート博士は「生後間もない時点でペットを飼うとペッ
トアレルギーになりにくいとの研究報告はあったが、ペットを飼うことがダニな
どほかのアレルギーも減少させることが分かったのは初めてだ」とコメントした
そうです。(以上は新聞報道による)

ちなみに、私の弟の家では動物を飼ったことがないのですが、子供はかなりひ
どいアレルギー(花粉にも動物の毛にも)症状がでますが、うちの子は平気なよ
うです。

ただし、野生動物由来のペットは別です。動物からの感染症をもらわないよう
にするためにも野生動物と輸入動物をむやみに飼育することを避けるべきとの
意見がありますが、私も同感です。

◆獣医師広報板サポーター◆
獣医師広報板は多くのサポーターによって支えられています。
以下のバナーはサポーターの皆さんのもので、口数に応じてランダムに表示されています。

サポーター:新日本カレンダー株式会社ペピイ事業部様のリンクバナー

サポーター:ペットコミュニケーションズ株式会社様のリンクバナー

サポーター:ペット用品通販Gズ\ィエ.COM有のリンクグオー

あなたも獣医師広報板のサポーターになりませんか。
詳しくはサポーター募集をご覧ください。

◆獣医師広報板メニュー
獣医師広報板は、町の犬猫病院の獣医師(主宰者)が「獣医師に広報する」「獣医師が広報する」
ことを主たる目的として1997年に開設したウェブサイトです。(履歴)
サポーター広告主の方々から資金応援を受け(決算報告)、趣旨に賛同する人たちがボランティア
スタッフとなって運営に参加し(スタッフ名簿)、動物に関わる皆さんに利用され(ページビュー統計)
多くの人々に支えられています。

獣医師広報板へのリンクサポーター募集ボランティアスタッフ募集プライバシーポリシー

獣医師広報板の最新更新情報をTwitterでお知らせしております。

Copyright(C) 1997-2024 獣医師広報板(R) ALL Rights Reserved
許可なく転載を禁じます。
「獣医師広報板」は商標登録(4476083号)されています。