獣医師広報板ニュース

意見交換掲示板過去発言No.0000-201501-24

Re8:うさぎの口内膿瘍
投稿日 2015年1月22日(木)21時37分 投稿者 makoパパ

先ほど面会に行き、日帰りになって連れて帰ってきました。

無事に摘出できたとのことで、思ったよりもうまくいったとのことでした。ただ、口を開けて摘出しようと思ったが難しい状態だったので、口元から頬を切って摘出することになったとのことでした。摘出したものを見せてもらいましたが、3×2cm、厚みも1,5cm程はあるものでしたやはり奥歯からくるものだったようでした。やはり膿瘍などではなく腫瘍だとのことでした。右下の歯が2本グラついていたのでそれも抜歯し、左側の歯も少し削ったとのことでした。予想していたよりは大変だったとのことで、5人がかりで2時間かかる手術になったそうです。器官にッチューブを入れてといった麻酔ではないために、器官に少し血が入った可能性はあるとのことでした。

麻酔も長時間になってしまったために、私が面会した当初はまだぼんやりした感じもありましたが、少しづつ動き回るようになったり呼ぶと反応して顔を近づけたりもするようになりました。日帰りか入院させたいか聞かれましたので、専門知識もないので先生から見てどうでしょうか?と尋ねると、術後にペレットをあげたら少しだけど食べたということと、強制給仕必要そうならやはり○○さんがした方がいいと思う、お腹などは問題なく問題なのは口のとこだけなので、術経過的には退院でいいと思うとのことで日帰りになりました。
病理検査を希望するか改めて説明され、先生としては正直、どんな腫瘍だったのか好奇心はあるが、費用もかかるので○○さんが決めてと言われましたが、再発などまた何か悪化した時には悪性か良性かでもう1度手術するかしないかなどの方針にはなるが、しばらくは術後の治療には違いはないという話もあり、ホルマリン漬けになってるので、病院で預かっておいて今後何かの時など改めて検査に出すのでもいいとの話だったので、まずは預かってもらうことにしました。どっちみち検査にはそこの病院からしか出せないので持って帰って私が預かっててもいいとも言われましたが^^;
歯も処置したので、ちょうどいい長さに擦りあうまでは強制給仕が必要になるかも、何かあったりわからない時はすぐに連絡をとなりました。

費用の方は、5人がかりと人数かかったことや麻酔時間が長くなったこと、(説明なかったけど歯の処置も入ったからというのもあるのかも)で、最初の見積もりよりは高くなりました。

ウサギは顔を洗う仕草をするので傷口を掻くことにならないかと思い、エリザベスカラーについて聞きましたが、作るか迷ったけど、食べるのに邪魔になりそうなのでまずはしないでみて、あまりにも掻くようならということでした。

帰ってきてペレットを準備する間にあげたサニーレタスと小松菜にすぐに食いつき、でも最初はサニーレタスをうまく口で咥えられない感じでしたが(この子は咥えたまま地面につけたり落としたりせずそのまま食べます)、サニーレタスを咥え「キュッキュッ」と音をさせながらかなり時間をかけて少し食べました。やはりまだ口や歯の違和感や違いに慣れないせいか、食べようとしてもうまくすり潰せてないようで、本人もイライラするのか咥えたまま走り回ったりしてました。
2時間ほど経ちますが、まだペレットや細かくしたドライフルーツなどには口をつけてないようですが、落ち着いてはいるようです。
しばらくは投薬しつつ経過を見ながら強制給仕しなきゃかもですし、急に通院必要になるかもですが、まずは落ち着いて自分で食べれるようになってくれればと思います。


長々とした話の上に(PCで投稿してるのですが、改行などが反映されてないようで)読みづらい文章で申しわけないです。
今後も経過などを報告させて頂きたいと思いますので、感想やご意見、アドバイスなどよろしくお願いいたします。

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