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イーグル・アイ      


2008年 アメリカ アクション・ミステリー・スリラー   

<監督>D・J・カルーソー
<キャスト>シャイア・ラブーフ , ミシェル・モナハン , ロザリオ・ドーソン , マイケル・チクリス , ビリー・ボブ・ソーントン , アンソニー・マッキー

<ストーリー>
シカゴのコピーショップで働くジェリー(シャイア・ラブーフ)の元に、双子の兄の死が知らされた。葬儀を終え、ジェリーが家に帰ると、部屋の中には、軍事機材の山が出来ていた。驚く彼の携帯に、見知らぬ女からの電話が入り、すぐ逃げろと指令される。一方、息子を演奏会に送り出したシングルマザーのレイチェル(ミシェル・モナハン)の元にも電話が入り、指示に従わなければ、息子の命がないと言われる・・・。

<感想>
予告編の段階で、「相当面白そう!」と、期待していましたが、本編を見ても、その期待は、裏切られませんでした。
ふたりに次々と出される指令と、何も分からずに、ただその指令に従うだけで精一杯のふたり。こんなスリルをずっと味わったいたら、思考能力ゼロになって、指令に従うロボットのようになってしまうということが、よく分かりました。
カーチェイスも凄かったし、空港での荷物の仕分けコンベアでの右往左往も、いったいどうなるのかと、ハラハラでした。両方とも、迫力とスピードがありすぎて、どうなってるのやら分からないほどでしたけど(^^)。

で、行き着くところは、”○○○○ vs.人間”でしたね〜〜。(なんだか分からんがなーーー(^^;)
これは、かつての名作「○○○○年○○○旅」の○○○の恐怖そのものでした。(ちょっと分かりすぎかな??)
何年か周期で、人間は、同じ間違いを繰り返す・・・というか、こういう間違いをしないように、思い出させてくれるって事でしょうか。

それにしても、ジェリーが、標的になったのには重大な必然があるけれど、レイチェルには、その必然性が薄くて、運が悪かったというわけでしょうか。かわいそうでしたねーーー。

一見頼りなさげなシャイア・ラブーフが、あんな目に遭うのを見ていると、こちらまで一緒にドキドキし、「近距離恋愛」で、好感度大だったミシェル・モナハンは、大きな目で恐怖と不安を感じさせてくれました。ビリー・ボブ・ソーントンも、珍しく熱い男を演じていて、そんな彼を見るのも楽しかったです。

ところで、映画館に入場する直前に、東京の友達から「これから「イーグル・アイ」見るんだ〜」というメールが来ました。あまりにも偶然で、えっ?!私もどこかで見られてるかも??とか思っちゃいましたよ〜〜(^^)。   (2008,10,21)



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