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アズミ・ハルコは行方不明     


2016年 日本
青春・ミステリー   

<監督>松居大悟
<キャスト> 蒼井優 , 高畑充希 , 加瀬亮, 太賀

<ストーリー>
地方都市に暮らす27歳の安曇春子(蒼井優)は、家でも職場でもストレスがたまる日々を送っていた。そんなある日、幼なじみの曽我(石崎ひゅーい)と再会して、つきあい始める・・・。

<感想>
最初からテンション高く始まった映画は、途中まで、いったい何がなにやら全く分からないままで進行しました。
というのも、いくつかの時間が交錯して描かれ、その上、意味の分からない事件も起きたり、登場人物がやたらとハイテンションだったり・・・するからでした。

この映画のポイントの一つは、”地方都市”で生きる。ということでしょうか。
いろいろな世代の女性が登場しますが、彼女たちは、皆、閉塞感に息が詰まるような生活を送っていて、そのことをしかたなく受け入れたり、思いっきりはねのけようとしていたりします。。
たとえ、都会に出たからといって、それはそれで、孤独感とか、孤立感に苛まれたりするわけですが、行かれないのと、行かないとの違いは、大きいのかもしれません。

そんな彼女たちが救われるのは、集団で思いっきり憂さを晴らすか、一時人の目から消えて、幸せな自分を取り戻すのか・・・。

ラストの、蒼井優のゆったりとした笑顔がよかったです。(2019,03,21)



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