シネマチェックトップページ50音別indexカ行index


ココ・シャネル      


2008年 アメリカ・イタリア・フランス(COCO CHANEL)
歴史・ロマンス   

<監督>クリスチャン・デュゲイ
<キャスト>シャーリー・マクレーン , バルボラ・ボブローヴァ , マルコム・マクダウェル , サガモア・ステヴナン

<ストーリー>
母親が死に、父親にも見捨てられたガブリエル・シャネル(バルボラ・ボブローヴァ)は、妹とともに孤児院で、成長する。18歳でお針子になった彼女は、金持ちのエチエンヌ(サガモア・ステヴナン)と出会い、彼の別荘で一緒に暮らし始めるが、彼は、彼女との結婚を考えてはいなかった・・・。 

<感想>
去年は、シャネルの映画が2本、ほぼ同時期に、公開されました。
何か、曰くのある年だったんでしょうか??(創業100周年ということだそうです)
シャネルに感心のない私は、知るよしもありませんでした(^^;。

でも、こんな私でも、シャネルの口紅とか、香水は、持ってるんですよ〜。
それほどオーソドックスで、知名度の高いブランドってことですね(^^)。
女性なら、やっぱり、気になります(^^)。

そんな彼女の伝記映画です。

15年のブランクを経て、ファッションショーを開催したココが、
若い頃の自分を思い出す・・・というような映画で、
貧しかったココが、失敗もしながら、仕事に、恋愛に一生懸命に向かう姿が描かれていて、
その頃の時代背景とともに、なかなか面白く見ることができました。

年老いたココは、シャーリー・マクレーン。
貫禄があって、意志が強くて、確固たる自分を持っているココを悠然と演じていて、
さすがの貫禄です。
15年ぶりのショーということで、周囲の不安も、相当あったことでしょう。
もちろん、ココ本人も、新しい時代に、まだ自分のファッションが通用するのだろうかという、不安もあったことだと思います。
でも、彼女には、それ以上に、自分の感性に対する絶対的な自信があったのでしょうね〜。

若き日のココを演じたのは、バルボラ・ボブローヴァ。
愛嬌があって、それでいてしっかりとした意志のある顔つきは、どことなく、シャーリー・マクレーンに似ていて、違和感なく、映画を楽しむことが出来ました。

ココが目指したのは、女性を美しく見せて、なおかつ、着やすくて、幸せになるファッション。
映画の最後には、シャネルファッションが、目を楽しませてくれました。

機会があったら、オドレイ・トトゥがココ・シャネルを演じた映画の方も、見たいです。(2010,08,08)



シネマチェックトップへ