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ゲッタウェイ      


1972年 アメリカ スリラー・アクション・犯罪

<監督>サム・ペキンパー
<キャスト>スティーヴ・マックィーン , アリ・マッグロー , ボー・ホプキンス

<ストーリー>
強盗をして服役していたドク・マッコイ(スティーヴ・マックィーン)が、4年で出所した。刑期が短くなった代わりに、再び銀行強盗をすることになった彼だが、犯行時にトラブルが生じ、強奪した金を持ったまま、メキシコにに逃げ込まざるを得なくなるが・・・。

<感想>
スティーブ・マックィーンの映画を初めて見ました。
これが、有名な「ゲッタウェイ」なんですね〜。
見るまでは、ひたすらかっこいいばかりのスティーブ主演の映画なのかな〜と、想像していたのですが、全く違いました。なんとも、中途半端にドジな、中年オヤジの犯罪逃亡者の映画だったのですね〜(^^)。
実は、スタイリッシュな映画だと思って見始めたので、オープニングでの、作業場の大型機械のアップだけでも、何が起きるのかと、ドキドキしてしまいました(^^;。

そんなわけで、かっこいいスティーブ・マックィーンを期待していたので、人間味溢れるドクに、最初は、拍子抜けでした。出所したとたんに待ちぼうけを食わされるし、奥さんとの仲もウジウジ疑うし、強盗計画も、思うとおりに出来ないし・・・。
でもこれが、見ているうちに、だんだん引き込まれてゆくんですね〜。色々な困難にあっても、その都度、必死に生き抜こうと頑張る彼が、渋くて、素敵に見えてくるのです。
この映画のあと、共演したアリ・マッグローと、結婚するのですが、アリが惚れるのも、うなずけるな〜と思うほど素敵です(^^)。(ここら辺の話は、ドキュメンタリー映画「くたばれ!ハリウッド」を見ていると、面白いんですよ〜(^^))

確か、スティーブは、レーサーでもあるんですよね。そのせいかどうなのか、車のシーンは、なんだかすごく荒っぽかったのが印象的でした。カーチェイスにしても、今のスタイリッシュなものと比べると、ワイルドで、車というより、馬に乗っているような雰囲気がしました。(2006,11,18)



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