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キック・アス      


2010年 イギリス・アメリカ (KICK-ASS)
アクション・アドベンチャー・コメディー   

<監督>マシュー・ヴォーン
<キャスト> アーロン・ジョンソン, クリストファー・ミンツ=プラッセ, クロエ・グレース・モレッツ, ニコラス・ケイジ, エリザベス・マクガヴァン, ザンダー・バークレイ, マーク・ストロング

<ストーリー>
スーパーヒーローにあこがれる高校生、デイヴ(アーロン・ジョンソン)は、ネットでスーパーヒーローのコスチュームを手に入れ、勧善懲悪のヒーロー“キック・アス”になりきり、街のパトロールを始める。しかし、何の能力もない彼は、すぐに、車泥棒のチンピラに、ボコボコにされてしまうのだった・・・。

<感想>
アメコミ映画は苦手ですが、これは、アメコミヒーローになりきった普通の男子高校生が主人公です。
アメコミオタクで、気持ち的には、ヒーローだけど、当然、何の特殊能力も持っていないわけで、いかにもかっこ悪く、また、実際、弱っちい!(^^)。
自分では鏡の前で、完全にスーパーヒーローになりきって、ポーズを取ったりするけれど、端から見ると、ちょっと変!(^^;で、笑えます。

でも、実は、彼以外に、本当に鍛練を積んだ、ヒーローたちがいて・・・。というストーリーです。

アメコミ原作といっても、これは、コミックと映画とが、ほぼ同時進行したらしいです。
そして、影の主役?!として、11歳のヒット・ガールが登場。
この、いたいけな少女が、ナイフや拳銃で、大量殺戮するわけで、アメリカでは、物議を醸し、公開が危ぶまれたそうで、そのことも、話題となり、アメリカで大ヒットしました。

コメディー映画なんだけど、笑ってばかりいられない、シビアなシーンもあるので、苦手な方は、気をつけてください。

でも、前半は、コメディー全開。
なりきりヒーローの彼には、とことん、笑わせられました。
コスチュームさえ着たら、強くなれると、本気で信じているところが、痛い!(^^;。
でも、それが結局、功を奏するのですが・・・(^^)。

そして、満を持して登場するのが、本気で訓練を積んだ親子、ビッグ・ダディと、ヒット・ガールです。
ビッグ・ダディ役は、アメコミ大好きなニコラス・ケイジ。
そして、ヒット・ガールを演じるのはクロエ・グレース・モレッツ。
彼女が、超可愛い!!(^^)。
素顔の彼女も可愛いんだけど、ヒット・ガール姿は、マスクがイマイチ合ってない?的で、冗談っぽく、また、ちょっと芦田愛菜を彷彿とさせるかわいらしさ。
でも、実際の動きは、本気モードで、すばらしい!
彼女は、この訓練に、5ヶ月もかけたそうで、スタントは、全て自分で演じたのかな(子どものスタントって、いなさそうだもんね)。
身体能力、とても良さそうでした。

ラストは、ちょっと泣かされます。
そして、へなちょこスーパーヒーローの彼も、心身ともに、成長します。
来年には、続編公開もあるそうなので、それも楽しみ〜(^^)。(2011,05,03)



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