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君とボクの虹色の世界      


2005年 アメリカ コメディー   

<監督>ミランダ・ジュライ
<キャスト>ミランダ・ジュライ , ジョン・ホークス

<ストーリー>
アーチスト志望の高齢者用タクシー運転手、クリスティーン(ミランダ・ジュライ)は、出先で靴屋の店員、リチャード(ジョン・ホークス)に恋をした。そのリチャードは、最近離婚したばかりで、二人の息子とともに暮らしていた。二人の息子は、環境の変化に戸惑いながらも、ネットで、チャットを楽しんでいた・・・。

<感想>
コメディーといっても、あはは〜〜と、笑うような映画ではなく、口元がニヤリとしてしまうような、そんな微妙な笑いをしてしまう映画です。
2005年のカンヌ国際映画祭で、カメラ・ドール(新人監督賞)を受賞しました。

登場人物は、全員、普通の人たち。みんな、私たちの周りにも、いそうな人たちなのですが、それぞれに、ちょっとだけ問題があります。
実際に、私たちにしても、何かしらの問題を常に抱えているわけで、そんな普通の、愛すべき人たちの日常を、優しく、温かく、そして丁寧に描いています。
いつも思いますが、普通の人をじっと追いかけるだけでも、結構面白い映画になる可能性があるんですよね。その人にとっては、普通でも、他人から見ると、滑稽なことって、多いですから。

そんなわけで、とりわけ大事件が起こるわけではなく、淡々とした流れの映画で、ともすれば、退屈さを感じてしまう、微妙な映画でしたが、まあ、カンヌ受賞作だから、こんなものでしょう(^^)。

リチャードの息子で6才のロビーが、エロチャットをしてしまうところが怖い・・・けど、面白かったです。これがネットの現実か・・・(^^;。(2007,09,08)



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